12人の優しい日本人
作・演出 三谷幸喜


もし、日本にも陪審員制度があったら・・・。


TOKYO・パルコ劇場 2005年11月30日(水)→12月30日(金)
OSAKA・シアター・ドラマシティ 2006年1月6日(金)→1月29日(日)


陪審員1号 浅野和之
陪審員2号 生瀬勝久
陪審員3号 伊藤正之
陪審員4号 筒井道隆
陪審員5号 石田ゆり子
陪審員6号 堀部圭亮
陪審員7号 温井洋一
陪審員8号 鈴木砂羽
陪審員9号 小日向文世
陪審員10号 堀内敬子
陪審員11号 江口洋介
陪審員12号 山寺宏一



ある事件の審議のため、12人の陪審員が無作為に選ばれた。
職業も年齢も異なれば、互いに名も知らぬ、12人の一般市民。
陪審員たちは、多数決で「無罪」に一致、審議は早々に終了するかに見えた。
しかし、陪審員のひとりが、無罪の根拠を問い正し始めて・・・。
評決には、全員の意見の一致が必要だが、次第に有罪の可能性も浮かび上がり、審議の様相は混迷を呈していく
果たして彼らは、「真相」を究明し、全員一致の結論に辿り着けるのか。


プレビュー公演観劇記 2005年11月27日(日)PM19:00
11月27日日曜日・・異様に暖かい日だった。入場開始時間6時半のところを、6時ちょっと過ぎパルコ劇場に着く。地下からエレベーターで9Fまで直行する。

「チ〜ン」エレベータのドアが開くやいなや、パルコのおねえさんが待ち構えている。
「チケットはお持ちですか?」
チケットを見せなければ、エレベーターから出てはいけないのかしら・・。私はバックの中に手を入れて、ごそごそしながら、ひとり取り残されないようエレベーターから慌てて出た。
バックの一番下の茶封筒の中に大事にしまっておいたチケットを取り出し、おねえさんに見せようとしたところ、もう横を向いていた。友人が「はい、持っています。」と答えてそれですんだらしい。
せっかく出したので、またしまうのも・・と思い、「ちゃんと持っているんだぞ〜」とアピールするため、しっかり右手に握りしめておいた。

まだ、誰もいなかった気がする。しかしせまい・・。
ロープが張られている正面を見ると、たくさんのお花が飾られていた。
ひときわ目を引いたのが、三上博史さんから贈られた石田ゆり子さんへのお花だった。ものすごい豪華・・。その隣の三谷さんへ贈られた花もすごかった。
江口君へは、ハウス食品から右横に大きな花がひとつ、左横奥には江口君、石田さん連名宛で、ギミーヘブン関係からひとつあった。
そして正面下側にMEGUMIさんから江口君あてにお花が贈られていた。
生瀬さん、浅野さん石田さん・・そして三谷幸喜さんへのお花の多さが目についた。
まだ、プレビューなので、きっと初日はすごいんだろう・と思う。

初めての場所なので、あたりをキョロキョロ見回していると、1枚の張り紙に目がとまった。
(パンフレット、グッズ等の販売は10月30日からです)←だいたいそんなニュアンス

「ええぇ〜〜〜〜!!!!」そ・・そんな・・。
チケット代払って・・電車賃往復2500円以上つかってはるばるやってきているのに・・。パンフ持って帰れないのかよぉぅ〜(>_<)
私は、ここでものすごいショックを受ける・・。
どうしよう・・。どうするったって答えはひとつしかない。
誰かに頼んで買ってきてもらおう・・。
誰にしようか・・と、数人の顔が浮かぶ。
ちなみに、帰りの電車の中、数時間・・誰に誰に頼もっかなぁ〜・・と人選していた。(笑)
でも帰ってきてネットを見たら、どうやら後日、上演中であれば買えるらしい。ちょっと安心する。
みなさん・・ご安心を。もう人選決定しました。(爆笑)

6時30分開場となる。
チケットの半券をきられ、なにやら厚めのものを渡された。なんだろう〜とワクワクしたら、全部チラシだった。なんせ、初舞台の江口君同様、舞台観賞デビューの私なのだ。ひとつ、ひとつが「何?これ〜?どうすんの〜?」状態なのだ。こんなにいっぱい渡されたチラシの束に1枚くらい12人の〜チラシが入っているのか?と思えば、1枚もない。くっ!!ケチくさっ!!
まぁね・・すでに、チラシはぜんぶゲット済みなんですけどね〜(他力本願で貰ったものだが・・)、それでも欲しがる自分の強欲さに・・ちょっぴり恥じた。そんな自分が愛おしいわ。(笑)

劇場手前の入り口をいくと、もうそこにすぐ舞台が見えてきた。近づくと結構傾斜していた。
テーブルと椅子が目に入った瞬間「キュン」となった。ここで・・・江口君が演じるんだ。なぜか舞台の上の椅子が輝いてみえた。

私の席は、真ん中と後方の中間よりちょっと前←ややこしい?
ようするにやや後ろよりなのだけど、舞台ははっきり見える。
円形テーブルに12脚の椅子が・・。まず、江口君がどの椅子に座るのだろう・・と分析する。
1〜12の順番で座ることは確実だ。そして手前3つの椅子が客席に背を向けることとなる。たぶんそれはありえないだろう・・と瞬時に確信した。←ごめんなさい他意はないです。<(_ _)>
奥の4つくらいが正面&やや正面を向くことになる。江口君は絶対このどれかだろう。

そして開幕時間となる。
ここで袖から三谷さん登場し、客席から大きな拍手を受ける。
マイクを持っていろいろ喋っていた。たくさん・・いっぱい・・なが〜く・・面白かったです。
裁判制度とか陪審員についてちょっと話したりとか、あとは今回初舞台が2人いて、もう袖で緊張しまくって待っている・・とか、ここで爆笑でしたが、会場にいる誰もが「きっと江口洋介だ!」と思った
はずです。もう・・そんなこといって、ますます緊張状態に追い込もうとしているんじゃないの?この人・・。この三谷さんの話を聞きながら、江口君は何を思っているんだろうか・・。どんな心境かと思うだけで、こっちの心臓も高まっていくのであった。
・・っていうか、江口君はそんなこともう耳に入ってこないくらい緊張してたりして・・。(爆笑)

さぁ・・こうして幕はあいたのでした。

ここから先は、今回舞台を見れない方&ネタバレ希望のかたのみ〜です。
観劇記・・・2
そして・・・・

とにかく・・私は舞台が決まってからずっと、ず〜っと、心配で心配で・・。江口君には本当に失礼なんですけど、しょうがないんです。だって、ドラマの時だって、やっぱりちょい心配しながら毎回見ているわけです。それが・・舞台ってナマでしょ!!生でセリフ言うんですよ。

初舞台なんだし・・セリフ少ない役でいいから〜っていう気持・・よくわかります。

みなさん長ったらしいセリフをよく覚えて言えるものだと・・本当に感心しました。特に生瀬さんはスゴイです。もうスゴイとしか言えません。戦国で一緒だったんですよね。こんなスゴイ人と・・・。


江口君は、初舞台にすごい作品選んじゃったなぁ〜と思います。選んだというより選んでくれたというか・・。
舞台の役者さんはみんな上手です。でも、それは舞台を知らない私には、濃い演技だなぁ〜と微妙に感じてしまいました。それがお芝居なのかもしれませんが・・・。だから逆に江口君が新鮮に映ったのです。そして、江口君自身もドラマで演じているそのままではなく、いい意味で舞台の演技に挑戦していたように感じました。

最初は江口君ばかりを追ってしまいましたが・・
徐々に、江口君を中心に(笑)・・全体の舞台も楽しめました。

プレビュー初日・・ということで、江口君の本当に初めての舞台に立ち会えて、一緒に緊張しながら、一緒にノッていった気がします。これから回数をこなすたびに、どう変化していくのか・・。楽しみです。
できることなら、もう一度・・本当は毎日でもみて見たい・・それはきっと、江口ファンみんなの気持でしょう。


BBSにも書きましたが、舞台進出・・私は大成功だと思いました。
正直、ここ最近の江口君のお仕事に100%満足できませんでした。もちろん江口君は全力でお仕事をしてきたと思います。私も精一杯応援してきました。
ただ、単に私の求めている江口洋介と画面に映し出される江口洋介に、多少のギャップみたいなものがあったのは事実です。
だから、この舞台を見終わった瞬間・・本当に嬉しかったです。
私の見たかった江口洋介がここにいました。

私はいつも感じています。江口洋介っていう人は、なんだかわかんないけど・・はかりしれない魅力があるのです。
オーラがあるのです。パワーがあるのです。そのすべてを私は見たいのです。

12人の優しい日本人・・すばらしい作品でした。
その作品に望まれ、本当の江口君の魅力を・・役者としての力を見せつけられました。
私はそんな江口君をもっともっと、これから先もずっと・・見続けたいです。