僕らに愛を! 全11回 (1995.04.17〜06.26)
脚本 西荻弓絵 月9 演出 中江功 林徹 西前俊典
P.大多亮 小岩井宏悦 主題歌 「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」L←→R


出演
江口洋介
武田真治 鈴木杏樹 
相島一之 豊原功補
京野ことみ 五十嵐いづみ
渡辺慶 黒田福美
南美江 麿赤児




第1話 18.4%

 晴海は、高所恐怖症で、飛行機が怖くてたまらない。

ある日取引先の相手、藤岡と一緒に飛行機に乗ることになった。

ところが、動き始めてパニックになり、スチュワーデスの奥野小百合に抱きつき、降ろしてくれ〜と叫びだす。

あげくのはて、契約書も破れてしまい、藤岡にケガまでさせてしまう。

ひとりで電車を乗り継いで帰ってきた晴海は、会社をクビになってしまう。


家に帰ると、まかないの下宿屋「ふじみ館」を経営してる祖母のきみが倒れてしまい入院する。一緒に住む従兄弟の明男は、「ふじみ館」を処分することを勧め、下宿人の近藤や城山も出て行く・・と言う。

しかし「ふじみ館」は祖母、きみの生きがいなので自分が続けていくと晴海は言い出す。そこへ隣のマンションがスチュワーデスの寮になり、たくさんキレイな人がこしてきた。大喜びする晴海たち。そして、新しい下宿人がやってきた。ヤクザ風な男、板谷と娘のなつみだった。





晴海の口癖は「ちゃんとやりましょうよ〜」らしい。

料理もやったことない晴海がいきなり、賄いなんて・・無謀な。

案の定ロクなものを作ってないようだ。

しかし割烹着姿の江口君もなかなか・・・。

どんなかっこしてても、いい男オーラがでまくりです。

そして何故か、牛乳を飲むとパワーが出てくるらしい。

ポパイのほうれん草のようなものかしら・・(誰も知らなかったりして・・そんなことはないよね。)




第2話 16.9%

「ふじみ館」を続けることになった晴海だが、まかないの仕事は大変だ。

はりきる晴海だが、会社をクビになって収入がなくなり、きみが入院してることもあり、家計は火の車。

そこで、すこしでも足しにと学習塾の講師になる。初めてのことで、なかなかうまくいかない。

いつも晴海の口癖「ちゃんとやりましょう〜よ」だが、生徒の一人に「先生、ちゃんとやって下さい」と言われる始末。

料理の好きな、勇太という生徒と親しくなる。勇太は将来「シェフ」になりたいと言う、しかし料理を作ることを母親から反対されているらしい。

勇太に頼まれて「ふじみ館」で小百合たちを招いて誕生パーティーを開いてる最中に、母親が怒鳴りこんでくる。

謝って、勇太に帰るよう諭した晴海に小百合はどうして黙って帰したのか・・と尋ねる。

晴海はおかあさんはいい人だ。自分もいつもおかあさんに叱られていた。毎日毎日、両親が事故で亡くなるまで・・。

その日から、突然みんなが優しくなった・・優しくされることが、一番キツかった。おかあさんに悪い人はいません。




晴海はもう小百合に一目ぼれ、そして明男君は未香に、ここまではわかるけど近藤君は幹子さん??なんだ・・。

大学受験だから、倍近く年上じゃんか。なかなか渋いなぁ〜。でも小百合にはフィアンセがいるらしいし、こりゃあ、お決まりの振られパターンかな。

晴海も明男もおばあちゃんに育てられたようなものなんだね。おかあさんに対してきっと思い入れがあるんだね




第3話 17.5%

 板谷の娘、なつみの授業参観を頼まれ、晴海は小百合と出かける。

なつみは転校以来一言もしゃべらず、先生から他の学校へ行ったほうがいいと言われたしまう。

一方明男の父、雄三が「ふじみ館」に突然現れる。晴海に金を借りに来たのだ。

100万貸して欲しいと言われたが38万だけしかなかったが、喜んで借りて行った。

きみと晴海の話をきいてしまった明男は、父が借金しに現れたことを知ってしまい、晴海になぜ、自分が嫌っている父にお金を貸した!と責める・


そして、ふたりで、明男の父、雄三のアパートを訪ねるが、案の定女に貢いでいた。

そんな雄三に、おじさん必ず金は返すといってくれ!これからです。ファイトです。と励ます。

「ふじみ館」に来てからも、一度も口をきかなかった、なつみが初めて「ごちそうさま」と言いいみんなで喜びあう。そして、雄三は明男に「借りた金は必ず返します。」という手紙を渡す。





元ヤクザの板谷さん、失礼だけどなつみちゃんが娘・・というより孫かと思っちゃったよ、はじめ見た時・・。

でも、礼儀正しい人みたいで。

なぜかキャバクラ?見たいなシーンが毎回あって・・これが中々あまりにもバカバカしくて面白い。

柴田理恵さんが出てるんだけど、もうずいぶん昔のドラマなのに、あんまり変わってないところが・・・不思議だ。



第4話 18.8%


 幹子が昇進しパーティに誘われるが、小百合がその席にフィアンセを連れてくると聞き、晴海は落ち込む。

そんな中、藤岡は婚約者のいることを知っていながら、小百合に猛然とアタックする。パーティーには藤岡も現れ、小百合のフィアンセに難癖つける。

ケンカになり殴られた藤岡は倒れてしまい「ふじみ館」に運ばれる。下宿人の城山は、自分の勤めるホテルに、小百合のフィアンセが女を連れ込んでると告げるが、晴海はなにかの間違いだと、小百合には何も話さない。

しかし、迷ったあげく、小百合に話してしまう。そして小百合から、あなたみたいな人最低です。・・と言われてしまう。





 ケンカをして倒れた藤岡が風邪気味で熱を出し、晴海が世話を焼く。

藤岡に座薬を入れようとしてふとんをまくり、どうしようか〜と考えたあげく、口にいれて飲ませちゃう・・もう、おかしい、翌日なんかへんだなぁ〜とお腹を藤岡がおさえながらクビをかしげて、それをチラチラみる晴海の顔ったら・・ないよ。



第5話 17.9%

小百合のことを忘れようと、必死に明るくする晴海はまかないの仕事に勢を出し買い物にいくと、沖縄旅行の景品があたる。

そして、「ふじみ館」のメンバーで旅行に行くことになった。飛行機に乗れない晴海は、ひとり・・船で・・・。


その沖縄で偶然、隣の小百合たちが、研修のため同じホテルに宿泊することになる。晴海は、けしてつけ回しているわけではない・・と小百合に言う。

そこへまた、偶然小百合のフィアンセが何も知らずに、愛人と旅行で同じホテルにきた。

それにいち早く気づいた晴海は、小百合に気づかれないよう必死で隠すが、見つかってしまう。

傷心の小百合を励ます言葉をかけるが・・・。


東京へ帰った小百合に藤岡が会いに来る。フィアンセのことを話す小百合に「僕は君が好きだから、絶対裏切ったりしない」・・と言って小百合を抱きしめる。そんな二人を偶然目撃した晴海は・・・。





小百合から最低・・とまで言われちゃったのに、小百合のために愛人に帰るように説得するなんて・・早いとこ鉢合わせて小百合の目を覚まさせてあげたほうが、よっぽど親切だと思うのにね。

それにしても、ヒドイ男だよ、小百合のフィアンセってやつは。

でも、藤岡も抜け目ないやつ・・晴海にとっては心配な存在だね



第6話 18.1%

自分の気持ちを伝える決心をした晴海は、小百合を呼び出すがうまく伝えられない。それでも、釣に誘うことができ、喜んで出かける直前に、警察から電話が入り、ケンカで捕まった近藤を迎えに行く。

二人で「ふじみ館」に戻るが、小百合との約束をすっかり忘れてしまう。そんな中ちゃくちゃくと藤岡は小百合に近づいていく。明男も未香とうまくいってる様子。

晴海は、小百合に自分の気持ちを書いた手紙をだす。その後、小百合から、藤岡はいい人だと思う・・と聞かされ、手紙が届いたら読まないで返してほしい・・と言ってしまう。その手紙を明男が見つける。捜しに来た明男に「男は寂しい時、なにに頼ればいいんでしょう・・・」とつぶやく。


 すっかり落ち込みぎみの晴海・・。

せっかく小百合に告白する決心をしたのに・・どうもうまくいかない。

ばあちゃんから手紙をかけば、と言われて一生懸命心をこめてポストに入れたのに・・。でも、小百合もフィアンセと別れたばかりなのに・ちょっと早すぎないか?でも、こういう時に、押しが強い藤岡は強力だわね。

せっかく釣デート、楽しみにしていたのに残念だったね。かわいそうな晴海。でも、明男君が来てくれてちょっとほっとしたよ。




第7話 15.0%

晴海となつみで一緒に買い物してる途中、行方不明の母親と出会う。

「なつみ」と声をかける母に背を向けて走り去っていくなつみ。

「いさみ館」に、男と洋食屋を開いてると二人でやってきた。なつみを引き取りたいと言う。

板谷は洋食屋へ行き、どんな生活をしているか確かめ、離婚届けを置いてくる。

なつみは板谷と暮らすことを選ぶが、なつみの将来のため、わざと悪態をついて母親の方へ行かせる。

母の幸せな様子に安心したなつみは、父には私しかいない・・と再び「いさみ館」へ戻ってくる。


晴海はとうとう小百合に告白する。「僕はあなたが好きです。誰よりもあなたが好きです。」




ううっ〜、とうとう告白した晴海。

言おう言おうとしていつもタイミングを逃しちゃって、そうしている間に、なんだか藤岡はどんどん小百合の心に入ってきてるみたいだよ。心配だなぁ〜。


第8話 16.4%

 城山が従兄弟の赤ちゃんを連れてくる。出張で一日あかちゃんを預かることになった晴海だが、泣き止まず困ってると小百合と幹子が面倒を見てくれるという。夜中熱を出した赤ちゃんを晴海と二人で看病し、小百合は晴海の優しさを知る。藤岡と晴海の間で揺れる小百合だか、晴海のことはいいお隣さんでいたい・・といい振ってしまう。そして、明男も・・。祖母きみの前で泣く二人に、「お前達を振った人の、幸せを願うことこそ、自分達も幸せになれるんだ・・」と言う


 
なんでよぉ〜。赤ちゃんの面倒を見る二人は、新婚カップルみたいにイイ感じだったのに・・なんか、小百合も晴海に好意をもってるような、そんな感じだったのにさ、最後の最後で、恋愛の対象としてみれない、、いいお隣さんだ・なんてさ・・。

結局藤岡を選んだのか。ばあちゃんはさすがだね。私は、お前達を振った相手をみかえすためにがんばれ〜とか言うのかと思っていたら、相手の幸せを願ってやれなんてさ・・そう、感動しちゃったよ。感動・・。でも、そうはいっても、つらいよ。好きになったら、好きになってもらいたいし、自分が隣にいたいよね。

 
第9話 18.6%

 きみが退院してきた。女に振られて落ち込んでるふたりに、しっかりするように、厳しい言葉で励ましたり、きみは忙しそうだ。

そこへ銀行が借金の返済のため、土地を売れと不動産屋を連れてくる。きみは断るがかえすあてはない。

そんな中、ヤケになっている明男が警察につかまり、きみはむかえに行く。再び、銀行がやってきて、きみと話している最中に、きみが胸を抑えて倒れる。急いで駆けつける晴海と明男だが、医者から親類に知らせるように・・と。


晴海と明男が見守る中、きみは眠るように息を引き取った。
葬儀の席みんなの前で、遺書を読上げ、ふじみ館は手放さない。と言い放つ。




ばあちゃん、死んでしまった。元気になったのかと思っていたのに・・。晴海も明男も親がいなくても、ばあちゃんがいてくれたから、あんなに優しい人に育ったんだね。でも、二人に看取られて・・・幸せだったよ・・って言ってくれてよかったね。
いさみ館の借金問題は結構大変みたいだ。どうやって借金を返していくつもりなのか。



第10話 20.4%
 
きみが亡くなって、借金を返すためパンを作って売ることを考える。あれやこれや工夫しおいしいパンができ、売り込みに行くがなかなか置いてもらえず苦戦する。

夜は工事現場、朝からパンを焼き昼は売りに歩く・・そんな生活をする晴海はとうとう倒れてしまう。が200本の注文がはいり大喜びする、小百合も手伝って200本のパンを仕げるが、途中で眠ってしまい、火事騒ぎを起こし、パンがダメになってしまう。

オーブンも壊れてしまい、下宿のみんなが金を出すから新しいオーブンを買ってくれ・・と言い出すが、晴海は・・・。

銀行からの督促を見た晴海は「ふじみ館」を売ることを決心する。

 
いきなりパンを売る??てなんて無謀な・・。

ここにきて、いきなりのものスゴイ展開に、私は4歩くらい後ずさりしてしまった。

結構簡単に売れるパンが出来てしまいもう、1.5歩くらい、また後ずさりした。

そして、なんと200個もの注文がはいった時にゃ数え切れないくらい・・・してしまった。


晴海を振った小百合がやってきて、一緒にパンつくりを手伝いはじめた時には、しりもちをついてしまいそうだったよ。

そして、あとちょっとで完成・・という手前で晴海が眠ってしまい、オーブンを壊し火事騒ぎになり、、パンがみんなダメになった時には、いやぁ〜やっぱなぁ〜と妙にうなずいてしまった。

おかげで、後ずさった分取り戻せちゃったよ。

これでせっかくの計画もおじゃんになってしまったけど、ここであのドケチな城山さんが、金を出すと言う。

みんなもそれぞれお金をつくる・・と言う。

みんな「ふじみ館」が大切なんだね。もう、なくてはならない存在なんだ。みんなの気持ち。・・本当にうれしかったに違いない。でも、晴海は断った。みんなが大切でみんなが大好き・・だからこそ断ったんだね。



最終回 22.4%

「ふじみ館」を閉鎖することが決まって、みんなで最後のパーティーを開き、そこで晴海は「ふじみ館」の主人になれて、とても楽しかった・・と挨拶する。

その席で小百合に幸せになることを祈ってると伝える。

一人一人に晴海の焼いた牛乳パンを渡しそれぞれ出て行った。


明男の父、雄三はブラジルへ行く明男に、餞別にとシャツを買ってもってくる。そして、3人で夕食を囲む。雄三はいつも迷惑ばかりかけてきたけど、明男は自分にとって希望の星だ・・と告げる。

晴海は、牛乳パンを小百合に渡すために、徹夜でつくるが間に合わず、空港へ届ける・・と約束する。そして、明男は以前晴海が渡せなかった小百合への手紙を、晴海に内緒で渡す。


辛い時、悲しい時、さびしい時、どうしようもない時・・そんなときは、僕にご一報ください。どんな時も僕があなたを守ります。僕があなたをささえます。僕があなたを幸せにします。あなたの笑顔があるから、僕は生きていきます


晴海の持ってきた牛乳パンを見て、涙を流す小百合。

明男はブラジルへ・・。「明男くん、ファイトです!」

そして、晴海の出て行く時が・・祖母、きみの遺影を胸に「ふじみ館」の最後を見守るが・・・そこから・・大ドンデン返しの結末が・・・
終わり



 よかったぁ〜。もう、本当に〜。

見終わってものすごい爽やかな気持ちになるドラマだ。

正直ストーリーはたいしたことないんだけど、ふじみ館の人たちがみんなそれぞれ・・とてもステキだ。

うまくいかないこともたくさんあって・・でも、みんな、相手を思いやる心をもっている。それは、たぶん寂しさを知っているからだ。苦しみを知ってるからだ。

晴海みたいな人が、いつも自分のそばにいてくれたら・・・本当にしあわせな気持ちになれる・・女の子なら、たぶん誰もがそう思うんじゃないだろうか。

あれも欲しい、これも欲しい・・人間の欲は限りない・・けれど・・一番手に入りやすく、一番難しいもの・・それが心なんだろう。

日々の暮らしの中で忘れてしまいそうになる、そんな思いを「僕らに愛を!」は思い出させてくれる・・・私にとって、とても大切な江口君のドラマの一つです。



追伸  なんたってオープニングがとっても素晴らしい。L⇔R「KNOCKIN’ON YOUR DOOR」  江口君の数あるドラマのなかでは最高の出来です。

        めちゃめちゃカッコいい!!