地球デイプロジェクト
『消えゆく命の物語』
2008.3.30(日)
フジTV 21:00〜23:09
〜動物なんて殺したことがないと思っていませんか〜 公式   BOS




司会 滝川クリステル
動物写真家 岩合光昭和
スタジオゲスト 柴田理恵
安めぐみ



海外リポーター
カナダ ホッキョクグマ 小西真奈美
ボルネオ島 オランウータン 江口洋介
ケニア アフリカゾウ 成海璃子





久々のTV出演でしたが、温暖化による地球破壊問題に焦点をあてているとうことで、いつものようなミーハー気分よりは、少しだけ落ち着いた気持ちで見ていました。

そうはいいつつも、リポーター役ということなので・・・、とりあえずは江口君のとこだけ見ればいいやと思っていたのですが、なんと江口君スタジオにいるではありませんか・・。これはうれしい誤算でした。これでは、最初から最後まできっちり見なくてはいけません。でも、このことが結果としてよかったのだと思います。

3種類の動物の話を見たのですが、一番心に残ったのは小西真奈美さんが見てきたホッキョクグマです。温暖化で氷が作れず、食べ物を手に入れることができなくなったホッキョクグマたちが、何も食べずお腹をすかせて歩き回る姿・・そして最後には空腹のオスが弱いメスや子供クマを食べてしまう、いわゆる共食い。言葉には聞いていたけど、実際共食いを避けて逃げ回る母子のクマを目にしてしまうと、地球の温暖化というものの恐ろしさを、初めて実感しました。

お腹をすかせて歩く、母と子のホッキョクグマの後ろ姿というか、おしりが、なんとも切なくて苦しかったです。

スタジオに戻って、柴田さんが「どうして餌をあげちゃいけないの?」っていう言葉に、写真家の方が「あげません!!」ってはっきり言うとこが印象的でした。江口君も「最後には、絶滅直前になったら、あげるんでしょ?」と聞いて、それにも「絶対にあげません!!」って答えられて、それが妙に納得というか、納得ではないけども自然界に生きるということは、そういうことなのだ・・とつきつけられた気がしました。

餌をやるという「助け」はいけない。そうじゃない「助け」・・温暖化を防ぐべく努力、環境への関心、そっちの「助け」しか、選択する道はないんだと、知らされた気がしました。


ちょっと重苦しい空気を吹き飛ばすように、熱い国へ登場したのが、江口君。
前の小西さんと正反対のごとく、いきなり明るくて探検でもいくかのように現れ、ちょっと戸惑いながらも、初めて踏み入れた地での印象を、ありのまま見せてくれて、さすが江口君らしいなぁ〜と思いました。

木が焼かれてオランウータンの現状としては、目を覆いたくなるようなことばかりなんだけど、オランウータン当事者としては、周りの人間に助けられながら、そこでの生活を前向きに生きている。ホッキョクグマみたいな孤独で、見るからに悲壮感というのも、こちらにど〜〜んと伝わってくるけど、オランウータンみたいに、明るく健気で、かわいらしいってのも、別の意味でひしひしと何かが伝わってくる。

ちっちゃいオランウータンをつついたり、さわったりする江口君の指先が、なんともいえない暖かさに満ちていて、言葉じゃない・・、言葉じゃないなぁ〜〜って、つくづく思いました。胸の中に抱きかかえて、アタマをなでるひとつ、ひとつが、TV画面をとおして、オランウータンへの心うちが、伝わってくるようでした。

でも、せっかく遠くまで取材にいったのだから、まとめて3つの話を放映するのではなく、3回にわけてもう少し掘り下げて取り上げてほしかったです。なんかもったいない・・。

日記でも書きましたが、動物の悲惨な状況を視聴者に伝えて、温暖化による環境破壊を訴えているのに、3月30日というこの時季にふさわしくない出演者の服装を、一部新聞で指摘されていたことは、とても残念だったと思います。なんのための温暖化問題の番組なんだ・・と、TV局は猛反省してもらいたいと思います。出演者というよりも、番組制作社側の失態だと思います。