春日局 NHK
江口洋介出演34話〜50話 1989-1.1〜12.17



リアルで見た時から17年後、再放送されてたのでレビューおこしました。ストーリー自体忘れていたから、新鮮な気持ちで次はどうなるの?状態。
正直、こんなに江口君が登場するとは思っていなかったので、まずそれに驚きました。
登場してからは、家光中心に話が進んでいくといっても過言ではなく、春日局が主役なんだけど、家光に献身的に尽くしたわけで、必然的に重要な役どころになりました。
準主役級ですよ。江口ファンは必見です。
個人的に5本の指(江口作品)に入るほどの良作だと思います。


大河ドラマに出演ということで、おばあちゃんが喜ぶと思い、自分でもすげぇと思った。バイク乗って革パンツはいてNHK入って着物着ている自分に笑った。長いセリフや正座はこたえた。台本は漢字が多くて、辞書を引いて勉強した。

<雑誌 江口談>


34話「初恋」

ここから江口家光登場。なんとクレジットが大原麗子さんの次、2番手に「江口洋介」と出てきた時にはびっくり・・。

元服した家光、めちゃくちゃ若い!!あたりまえか・・。
この時点の家光は10代。

しょっちゅう城を抜け出し、街中をうろちょろしている様子。いつの時代でも若いコはエネルギーもてあまして、大人の世界に興味しんしんなんだよね〜。しかし・・吉原とは(笑)。
世継ぎの家光が吉原行っちゃぁあさすがにマズくないのぉ〜〜???。ふく(春日局)の息子の正勝は、見にきただけですぐ帰る〜って、吉原に上がりこんで見学だけって??この正勝が唐沢君なんだけど、実に見事なキャステイング。まじめっぷりがピッタシ。
初めて吉原にいって、恐る恐る酒を注がれる家光の挙動っぷりがおっかしいのなんのって・・。でもそこはヤング←死語?だけに、適応能力は早い。

観音様に菩薩さま・・そして弁天様のご登場〜〜って、なんだかこの言い方ってやらしくない?考えすぎかしら。

もうさぁ〜、世の中のことなんて、なぁ〜〜んにも知らなくて、男と女のこともたぶん頭の中でしか知らない若君が、観音様?だか菩薩さま??のような紫を目の前にしたら、そりゃぁもうコロっ・・に決まってるじゃん。
いやぁ〜ん、何するってわけじゃないんだけど、家光が紫の胸に顔をうずめるシーンなんか、ちょっとNHKのくせに?妙なエロさ加減があってドキっとしっちゃった。

「もう、こんなとこくるんじゃないよ〜」

「くる!!」

バチ〜〜ンっ!!

世継ぎで大事に大事に育てられた家光が、初めて頬を叩かれたりしちゃったもんだから、もうそんなこと惚れた女にされちゃったら、ますますのぼせ上がっちゃうのこの上なし・・・。
吉原通いがとうとうおふくの耳にも達することになって、家光あやうし・・。




35話「秋の悲恋」

決して愚かなことはしないと信じております・・おふくは言うものの、若い男が初めて女を知って・・(笑)夢中になっちゃってるんだから・・・無理無理!!
だいたい、おふくにとっては愚かなことだけど、当の本人、家光にとっちゃぁ一途な恋ってヤツだもんね。相手が遊女だろうがなんだろうが・・好きは好き。世継ぎなんてどうっだっていい、いかにもボンボンが言いそうなセリフではあるが・・。いざとなったら親も捨てて・・って、アンタが吉原へ通えるのもその親のカネあってのものだろうって全然わかっちゃいない。あ〜でも、若いってそういうことよね。

それを知っておふくがなんとしても家光と紫の仲を引き裂くのかと思いきや、側室に迎えようとする。えぇええ〜〜〜???。遊女だよ??側室にできんの??別に職業差別するつもりはないけど・・・ねぇ〜。
1人吉原へ紫に会いにいく。よくいけるねぇ〜あんなところへ・・。あの周りをウロチョロするだけでもなんだけど、中にあがるなんてさ・・。
紫は側室の話を断り、身請けする話も断り・・側室はともかく、身請けはしちゃえばいいのに、と思ったけど、よく考えれば吉原を出たからって、何するアテもないし、っていうかいきなり知らない人から、ここから出して差し上げたいとか言われたって、何コイツだよ。

家光がおふくからせびったお金を持って、喜びいさんで紫を身請けいったら、紫は自害した後だった。
なんかさぁ〜家光も紫も哀れというか・・・。元をただせば、家光の幼稚さが原因ではあるけど、それを言っちゃぁ〜だし、恋しちゃったんだから、しょうがない。
ただこのことが、これから先いろんな意味でいろんな人間を傷つけることになるのが悲しい。

でも、おふくに対して、さほどの恨み言もせず、自分が悪かったという家光は、やはり将軍の世継ぎだなぁ、普通は罵詈雑言で狂うと思うのだが、まぁ、そうやって育ってきたんだろうな。

第36話「父子断絶」


将軍になった家光だけど、何もできない飾り物の将軍・それをわかっている家光って結構賢いかもね。
それを自分で充分にわかっていながら、母のお江与にも、そなたは何の力もない将軍とか、将軍になれたのはおふくのおかげとかくどくど言われて、ちょっとかわいそう。

将軍になってから、ますます自分の勝手にできないことばかりでイラつく家光に、ついに正室が決まってしまう。この時代、親が勝手に結婚相手を決める時代なんだから、いくらイヤだって言ったってムダだと思うけど、ここでもダダをこねる家光。こういう人間っぽい家光って個人的には好きだけどなぁ。
反抗しまくりの家光なんだけど、このとばっちりが正勝にくる。おふくの息子だけに風当たりが強くって、一番気の毒な立場だ。おふくにそなたがついていながら〜〜と言われ、家光の気持ちはよくわかるし・・、ホントかわいそうな唐沢君。

正室が中田喜子さんってのも・・かなり年上じゃない。(笑)でもこの孝子姫も育ちがいいらしくて、来たくて来たわけでもないのに、文句もいわず・・かわりにお付が嫌味たらたら言うけど(笑)。

家光も自分がおふくに迷惑をかけているのをわかっているらしくて、自分があるのはおふくが守ってくれたおかげ・・なんて泣かせることを言ったりする。それがわかっているんなら、一度くらい孝子に会ってやれよ〜〜。かわいそうじゃないか・・。


37話「先立つ妻に」

江戸にきてから1年もたつというのに、孝子に一度も会ってやらないなんて、やっぱりかわいそう・・。紫のことで傷ついているのはわかっているけど、孝子に罪はないもんね。それどころか家光を責めることもせず、健気だわ。
結局婚礼の夜も孝子の元に行かなかったし・・、孝子だっていくらんなんでも初めての夜まですっぽかされるとは・・・ホントかわいそうで見てられやしない・・。結局、婚礼の儀式のとき、家光の顔を見ただけで、おわりかよ・・っ。かわいそう・・。(>_<)
あ〜〜やだやだ・・。つい自分が孝子の立場になっちゃう(笑)ずうずうしいことこのうえなしだけど。

おふくったら、婚礼しちゃったら、さっそく世継ぎを作るための女探しだもん。公家の血をひく世継ぎよりは武家の血がいいっていうわけで、孝子との仲を取り持つ気もなさそうだし・・ここらあたりから、どうもおふくが好きになれない。まだ、家光の母、お江与のほうが人間っぽいっていう気がする。

上洛する際に家光がお江与と話したのが最後になってしまったけど、ここでわだかまりもとけたのがせめてもの救いだった。そなたとは縁の薄い親子だった。でも今ではそなたが将軍になってよかった・・。と語ったお江与だけど、もし・・もし、家光をこのお江与自身の手で育てていたら、もしかしたら忠長と家光の間に、これから起こる不幸は回避できたかもしれないのに・・と思ったりもした。けど、そうなると家光がどんな人間になっているか予想ができないわけで・・・う〜ん、難しいところだな。

でも、お江与役の長山藍子さんていうまでもないけど、上手な役者さんだなぁ〜と、つくづく思う。喜んでいる時も、怒っている時も、悲しんでいる時も、空気だけでそういうものを漂わせてくれる。戦乱の中を苦労して、一生懸命生き延びてきたんだなぁ〜としみじみと伝わってくる。お江与を見ていると、家光なんて・・何やってんだかっ!!と思う。将軍なんだからさ、形だけの夫婦でもいいから、形だけでも優しくしてやれよ・・会って言葉2つ3つ言うことさえできないなんて、将軍の器じゃないと、私は思っちゃうよ。


第38話「無常の風」

家光ったら、亡きお江与や大御所の秀忠が、世継ぎをあんなに心配しているのに、あいかわらず駄々っ子で・・(笑)。
側室にも手をつけず・・すごい禁欲生活だな。

笑っちゃうんだよね〜おふくが、側室にいまだお手がつかず・・なんて、息子の正勝に相談しているのが・・。ある意味たまんないねぇ〜、ようするに、自分がその女を抱くのを、城中のみんなしてまだかまだかと待っている状態でしょ〜。中継されているようなもんだし・・ま、小さいときからそういう状況で暮らしているわけだから、別にどうってことないかもしれないけど。
でも、それならそれで、自分の望みで正室を決めることなんてできないってわかりきっていると思うのだが・・、そこにこだわるし・・。そこらへんが若様のわがままに思えてしかたがない。

将軍の生活もそれはそれでストレス大なんでしょうけど、その憂さ晴らしが正勝の家でのどんちゃん騒ぎか・・。それを正勝の父、稲葉正成が説教するけど、ちょっとありえない??って感じはしなくもないが。あんなにガンガン言ってさすがに無礼だと思うが・・。普通にお手打ちものだよ。

でも、正成の言っていることは確かに正しいよ。将軍がうさなど晴らしている場合じゃないっし・・でも、どんちゃん騒ぎは別にいいと思うが・・・。やることさえやってればね〜、だからさ・・早いとこ禁欲生活から脱却しようって。(笑)


でも将軍さまは、正成に怒ることなく、素直に納得しちゃうところが、育ちがいいというか・・なんというか・・(笑)


39話「兄弟は他人」


駿府城主になった家光の弟、忠長は大御所である秀忠から、ことごとく兄と弟といっても主従関係と言われるものの、いまひとつ納得できない。忠長だって悪気はないみたいだし、少しでも兄の手伝いができれば・・って気持ちなんだろうけど、ああいう時代だからそうもいかなかったんでしょうね。本人は純粋でも、それを利用しようとする輩がうようよいるから、秀忠もよくわかっているのだろう。
疱瘡になった家光をもう助からないだろうと、次の将軍は忠長と擦り寄ってくるものもいるし・・。

あの時代、疱瘡って助からないことが多かったみたいだから、家光が助かったのは奇跡的で?ふくのおかげで助かったみたいに言われているけど、なんかね・・(笑)。ただ、運がよかった&本人の生命力でしょ・・と冷めた目でみている私がいる。
世継ぎのいない将軍が死んでしまったら、どうしようもないから、もう口移しだろうがなんだろうが、助かりゃあいいわ。別にこれっぽっちもやきもきすることもなかったし・・・。でも、本当に家光苦しそうだったわ。熱があって、はぁはぁ〜あえいじゃって・・顔にかかれた疱瘡の発疹が、妙にリアリティがあって・・あれ?まてよ、疱瘡の発疹って??見たことなかったっけ・・。はしかとか水疱瘡と同じ系統だよね、たぶん。ほっぺからあごにかけて点々があったけど、おでこにはなかった。(笑)どっからおでこで、どっから頭なのか境目がわかんないけど・・。

気に入らないのは秀忠。最初は家光が治るのを信じていたくせに、10日も重体が続いているうちに、もうダメだと思っちゃって、忠長がお見舞いに顔を見せた途端、将軍に万一のことがあれば、そなただけが頼りじゃ??とか言っちゃって。
そんなこと言われたら、忠長だってその気になっちゃうよ。
結局、家光が回復してお払い箱だもんね〜。ある意味同情するよ。

今回は同じ弟として、将軍&正勝VS将軍の弟忠長&正利の図式がはっきりしちゃった。正利も忠長のことを本当の兄弟以上に思っているとまでふくに言ったのに、肝心の忠長からは、俺はろくな小姓もつけてもらえない!なんて侮辱されちゃって・・。正利だって将軍の側に仕えていればね〜。それを言っちゃあおしまいだけど・・。


第40話「春日局賜る」


疱瘡が治ってから、なんか一段とりりしくなった気がする江口家光。キレがあるんだよ〜顔に(笑)。中宮となった家光の妹和子に会うためにおふくが京都に出向く。いくら将軍の乳母だからって、幕府の大切な仕事をおふくに頼むってのもなんだが、まさか帝にまで会うとはね。おふくでなくともびっくりだわよ。その帝に会うために、帝から春日局の称号を賜って〜ってややこしい。ようするに帝に会わなければ、春日局って名はありえなかったということか。

帝の御譲位を阻止する役目で、京へ使者として行き、無事務めを果たして帰ってきたふく。正勝から帝が譲位したと聞かされおふくも真っ青。しかもそれがおふくが帝に謁見したことに朝廷側が激怒したからだという。でも、これは幕府と朝廷の出来レースで、おふく1人に責任を押し付ける形で、互いの体面を保ったってわけで〜失態どころか、ふく、よくやった!なんだって(笑)。
もう、ふくは何をやってもうまくやってのける神がかりな女ってことで、いいか。

第41話「次男の憂鬱」

なんかさぁ〜人間、坂道転がりだすと、ゴロゴロ、ゴロゴロ転がっちゃうっていう見本みたいな忠長の落ちっぷり。こうなるとやっぱりかわいそうだな。なんたって、忠長を処分しようと決めたのが、実の父親秀忠なんだもんね。悲運っていっちゃえばそうだけど、本人にしてみれば、はいそうですかって思えないもの。

その忠長に仕える正利はもっと気の毒。しょっちゅうふくや兄の正勝にやいのやいの言われ、あ〜しろ、こ〜しろと。そんなことわかっちゃいるけど、主君の忠長のために動くしかないじゃん。

お世継ぎっていうのは絶対必要で、身ごもれば、男子を男子を!って言い、男子が次々生まれれば大喜びするくせに、大人になって一番大事なのは長男ただ1人で、あとは家来になれって、ねぇ〜、生まれた時代で人間の幸せってどっちにむくかわかりゃしない。

そしてここで、隠し子登場。
保科正之・・・お江与一筋の秀忠が、こっそり浮気してできた子供。21歳っていうけど、どうも21にはみえない正之。家光の弟ながら、どうも兄にしかみえない・・・(笑)。
秀忠も忠長が邪魔だから蟄居にしたわけじゃくて、あれは忠長を守るためにやったことでもあるわけで、でもそれが忠長にちゃんと伝わのかな・・・。江口君の顔がどんどんりりしくなっていくのが不思議。まえは、わがままな若様顔だったのに、もうりっぱな将軍の顔をしている。


第42回「身内を切る」


大御所が亡くなって、名実ともに将軍になった家光だけど、これからは自分の思うようにできると思っていたら、そうもいかない。
秀忠の老中たちがまだのさばって、仕切っている。家光も今はまだ自分の力がないってことをよくわかっていて、老中たちの意見をきくしかない。それなのにおふくったら、しゃしゃり出て家光に意見をする。さすがにちょっとおふくの行動にもうんざりする。正論なんだけど、それが家光を苦しめていることになってるじゃん。

その苦しむ家光が、また・・いいのよ。セリフもなく、ただ顔のアップなんだけど・・。ここらへんの回の家光って、ものすごく人間として頑張っているというか、一皮むけていい男になっていて、頑張れ〜〜って応援したくなる。

残念なのは、そんな家光の苦悩も忠長に伝わることなく、絶望した忠長が自害してしまう。最後まで家光が自分のことを邪魔に思っていると思いながら死んでしまう。
っていうか、家光から忠長に、俺に力がつくまでもうちょっと辛抱しろ!!とか伝えるすべは本当になかったのだろうか。

どうして?なぜ、待てなかった??とか家光もおふくも言うけど、そりゃぁ、待たせているほうは1日が早いけど、待たされているほうは、一日が果てしなく長いもんでしょ。自分に繋がる人間がどんどん処分されていく中で、次は俺か・・次は?
って思う毎日ってたまらないだろう。しかも、それが身内なんだからさ〜。

自業自得っていっちゃえばそうなんだけど、でも・・。徳川の世を守るためって一言で、すべてが進んでいくことに、現代人の私としては、やるせない気持ちだな。この辺までくると、江口君が家光でよかった〜とか思っちゃう。忠長だったら、もう文句たらたら〜というか、家光やおふくが絶対許せないと思うだろうし、悲運の忠長なんて、役の上でも江口君にやらせたくないわ。

第43回「さらば吾子よ」


忠長が自害したと聞いて、重臣たちにぶちぎれる家光。迫力あったわ〜。目をまっかにして、涙を目にためちゃって・・・。キュンキュンしちゃう。それもこれも自分に力がなかったから、重臣たちの言いなりになるしかなかったと後悔するなんて、本当に素晴らしき性格の持ち主。ちょっと嫌味だけど。

そうだよ、そのとおりさ、それもこれも家光がもうちょっとしゃきっとしてれば・・そうよ、さっさと子作りしてお世継ぎをもうけていれば、少しは重臣たちのうけも違っただろうに。

ここいらへんから、もう、ふくがうっとおしいったらありゃしない。家光もいいかげんふく離れすりゃあいいのに。忠長の側近だった正利が忠長の後を追って切腹したいのに、家光に止められ、正利にしてみれば、おふくも家光も忠長を憎んでいるとしか思えないもの。自分には母はいない・・と言われたふくも、さすがに堪えたみたい。

でも・・正勝があんなにあっけなく死んでしまうとは・・。いわば慢性的のストレスと、働きすぎによる過労死ってとこだろうか。正勝の死を聞いた家光がまた目をしばしばさせちゃって・・可愛いワンちゃんみたい。(笑)なんだろ、江口君ってさ〜泣くとおでこにすごい縦ジワが入るんだよね〜。それがまた妙にハートをうずかせられる。
何が気に入らないか?っていうと、なんか家光できすぎなんだよ。世継ぎのことは別として、妙にものわかりがいいというか、人格者みたいなセリフ言ってるし・・。どうもね・・。

第44回「おんなの目」

自害した紫そっくりの女を町中でみつけたおふく。いやはやたまげたよ。嫌がらせをしていた侍に「こちらは春日局さまじゃ!!ひかえおろう〜〜!!」とでも言うのかと思えば、いきなりバッタバッタとお倒しになっているじゃぁありませんか。一緒にいたお勝の方もなんと剣の達人とか???あ、そう・・まぁいいけどね。あの時代じゃどうみても老女のはずだが・・・。いくらなんでもバッタバッタと倒さなくてもいいだろうに。

そのそっくりな女「お楽」をどうやって大奥にあげるのかしら?と思っていたら、やっぱね・・春日局はこうでなくっちゃ。あざといというかなんというか、春日局の本性見たり!!!。あんな甲斐性のない親父と暮らしているよりは、大奥にいったほうがいいかもしれないが・・。

家光ってもう31歳だったのね。びっくり(笑)・・。
しかしえらい根性あるよ、家光も・・。
母のお江与にもお世継ぎをと言われ、父の秀忠にも心配は世継ぎと言われ、そしてふくにも世継ぎ世継ぎと言われ・・それでも頑として女をよせつけない家光はある意味スゴイ。しかももう31だって!!
「わかった。」と言いつつ、あれをしてから〜これをしれから〜って、まるで子供じゃないか。さすがにふくも引き下がらないものね。31じゃねぇ〜、女と違って男は60、70でも子供はできることはできるはずだが、あの時代人生50年の時代だしね・・。

未だに、紫を引きずるなんて、やっぱ将軍の器としてはちっちゃいんじゃない。さすがにもういい加減にしろ!!と、私でさえ思うよ。

第45回「三代目の力」

いやぁ〜なんか知らない間に、家光が自信満々になっちゃってる〜。うるさい老臣もやめさしたし、おふくがあれこれ政のことに意見してもシカトしてるし・・。それでもちゃんと聞いてはいるけどね。

東照宮も徳川の力で立てちゃったし、名実ともに将軍様になって、諸大名を集めての江口将軍・・まこと素晴らしい。ふくの前でちょっと得意げな表情をする江口君・・いや、家光。ふくのおかげじゃ〜!!とか言うのはいただけないけどさ・・。

家光もいろいろとやるべきことはやったんだから、さぁ〜後は、あっちのほうのやることをやらねば・・。

大奥にもたまには息抜きが必要らしく、お女中の宴みたいなもんもあるのね。ここでお楽が歌い踊っているところを、偶然家光が発見する。ちょっとお女中が騒いでいるから、面白そうなのでのぞきにいこうって将軍ともあろう人が・・っていうか、女嫌いなんじゃないの?
不思議だわ。あ、っそうか・・。踊りとか好きだったもんね。女見ている分にはいいのよ。やりたくないだけなのよね、たぶん・・・。え?違うって??



第46回「忘れえぬ面影」


「いますぐあのおなごを連れて来い!!」

「奥には奥のしきたりがございます。
いくら上様とて、従いかねます。」

「わしは将軍じゃ!!しきたりなど関係ない!!」

なんか、久々カッチョイイ~~家光じゃないの。

「おふくもみんなさがれ〜。」

「上様、それはなりませぬ。」

「うるさい!!いいからさがれ!!!」

身震いするほど男らしいわ。
けど、その後がいけない。

1人残されたお楽に向かって「紫〜紫〜、やっとめぐり合えた。ずっとそなたを待っていた。紫〜〜〜。」

だから、紫じゃないって!!紫は死んだんだって!!いくらそっくりだからって、「紫〜〜」はないっしょ。紫じゃないんだから・・・。
お楽が怒るのも無理からぬこと。

まぁ、でも、将軍様だからね、理不尽でもいいなりになるしかないわけだし、それを将軍の頬を叩くなんて、お手打ちもの。
しかし、襖一枚隔てた部屋で聞き耳を立てられている生活も大変だわ。家光は生まれた時からそういう生活だから、なんとも思わないだろうけど、お相手する方は・・・ねぇ〜。慣れればかえってそれが刺激になって、いいかもしれないけど・・(^_^;)

結局、暇をもらうと言っていたお楽を、おふくがうまいこと泣き落とし&いいくるめて家光のお側へ。それでもなかなかお楽を夜伽?に命じない家光だったけど、とうとうお召しがかかり大喜びするおふく。
なんか、ちょっと笑える。よく考えると・・。

「お楽・・今宵は語りあかそう・・お楽と語り明かしたい・・・。」
家光も30過ぎているからガツガツしてないのね。(笑)
ふくにとっちゃ、そんなもんどうでもいいから、早いとこ仕込んでほしいってところだろうけどさ←ちょっとお下品??


第47回「反逆の理由」

ふくの部屋子から家光ご寵愛の側室を出し、ますますふくの権力が増大。それを重臣たちは快く思わない。そうなんだよね、おふくもなんか偉そうだし、事あるごとに政に口を挟むし、やっぱりうざい。すぐに家光直訴するし・・・。それをまた家光が肩をもつから、重臣たちは立場がない。ついにふくに領地を与えちゃうし・・・。やっぱちょっとマザコン??

おふくにそれだけの優しさをみせるなら、もう少し正室の孝子にも優しくしてあげてもいいのにね〜。屋敷を新しく建てるとかそういうことの心づかいじゃなくて、顔を見せて話をするとかなんでできないのか不思議でしかたない。
第48回「直訴」


島原の乱によってキリシタン制圧に乗り出した家光はとうとう鎖国に。
この頃になると将軍としてますます油にのり、家光先頭にたって国を治めているという感じがする。

お楽がおふくに頼んで、実家に里帰りをすることになったが、上様のお手がついた側室が内々にとはいえ、帰っていいの??おねえちゃんの石野真子はオランダ人と結婚してたなんて・・びっくり。しかも子供2人も・・。

せっかく和気合い合いと家族水入らずのところへ、日本に住む外国人の国外追放の知らせが入り、大奥に戻った楽は家光に直訴する。
気持ちはわかるけど、あんなみんなの前で家光に直訴しちゃマズイよね。おふとんの中でこそっと言えばいいのにさ・・。
でも、お咎めなしでよかったけど。

いくらご寵愛のお楽の頼みだって、1人だけ目こぼしはできないっていう家光の言葉には、苦悩も自分の考えが間違っていないという自負もあって、それを楽に話す家光は今回は好感が持てる。
「そなたには暇をとらせる。たっしゃでのう・・。」って、だから、1人で勝手に走るなって(笑)・・。お手つきなんだから、大奥から出れないっちゅうの!!

第49回「女の生きがい」

やっとやっと待ちに待ったお楽懐妊・・。
気がつけばおふくの髪の毛真っ白じゃん。年とっちゃったねぇ〜(笑)。
さっそく乳母探しですか〜。大変だ。

正室の孝子も重臣たちも乳母を差し出すけれど、どれもおふくのおめがねにかなうものはいなく、結局子連れできたおいとがふくの一存で決まる。このおいともなんか気の強そう〜な女で、いかにも2代目おふくという感じ。

見事世継ぎを出産したお楽。一目見せただけで、さあアンタの役目は終了!!かよ。せめて最初のお乳くらい飲ませてやったっていいのにさ・・。かわいそうに・・。よく男子を産んでくれたって・・なんだよ、それ。

将軍の世継ぎは乳母が養育するのはわかっているけど、抱かせてあげたってバチはあたらないと思うのだが・・。家光だって自分がおふくのもとに預けられ母恋しいと思いながら育ったのに、もうちょとなんとかできないのだろうか。育てさせなくても、時々会わせるくらいのこと、なんでできないんだろう。


最終回「献身の生涯」


お楽がおかしくなっちゃって、それを諭すおふくの冷たいこと。

「私の子をおかえしくださいませ!!」

「竹千代君はそなたの子ではない!!徳川の子じゃ!!」

たしかにね〜お楽も聞き分けがないっちゃそうなんだけど、おふくのあまりの手のひら返しに唖然。楽も子供なんてどうでもいいから、家光と仲よくやっていけばいいのに。なんかなぁ〜・・。

そしてまたまたふくが政に口を出してくる。あ〜もう、これってホントの話??って感じなのだが・・。そしてまたまたそれに家光がちゃんとこたえる。最終回までホームドラマなのね〜(笑)。やっぱり上様はあたしのいうことはちゃんと聞いてくれるんだわ。(にっこり)byふく。


ふくが病に倒れ、薬を飲もうとしない。
家光が疱瘡にかかった時に、生涯薬は飲まないから、家光を助けてくれと願掛けしたから、飲まないそうな・・。ごりっぱごりっぱ。
ダメだ・・完全なアンチふくとなっている私。

「ふく、わしのために薬を飲め!!」
やだ・・・家光が口移しで飲ませたりしたらどうしよう〜といらぬ心配をしちゃたけど、それはなかった。

最後のナレーションで、薬は懐へ流し込んで飲まなかったそうだが、どうやって流し込んでいたんだろう・・じっと見ていたが・・(笑)。
マジックかい??

ん〜〜〜なんだかなぁ。
春日局・・面白かったけど、面白かったけど・・・こんなに家光って春日局のいいなりだったの??そんなに春日局ってなんでもできちゃう人間だったの???私はどうもこの春日局がうざったくてならなかった。

家光は、正室の孝子と側室のお楽を二人とも不幸にした。この二人は確実に家光が救えたと思う。そのことが残念。幸せにしてあげることは難しい時代だったかもしれないけど、少なくとも不幸を少しでも癒してあげることは、家光自身の人間性でできたはず。それがとても残念でたまらない。

でも江口君はほんと家光を好演していた。泣いたり笑ったり怒ったり感情の起伏が激しい家光だったけど、若さっていうか勢いで演じきっていたというような、いい勉強になったんでしょうね。


あの頃まだ若くて、あんなにスターになるとは思わなかった・・と橋田さんが江口君のことをインタビューで言っていたけど、あんあまり関心なさそうだった・・・。(笑)。橋田さんは江口君に興味がなさそう???