ザ・刑事 1990・4・15〜9・30(全23話)
テレ朝 日20:00〜20:54


水谷 豊
片岡 鶴太郎
中村 繁之
鶴見 辰吾
吉村 明宏
小林 克也
中村 あずさ
丹波 哲郎
江口 洋介
(10話まで出演)



東京・六本木を管内に持つ六本木署に勤務する個性豊かな刑事たちが、続発する多様な犯罪に対し、ある時は怒り、ある時は涙しながら立ち向かっていく姿を描く刑事ドラマ。


六本木署刑事課捜査一係 坂上けいすけ

水谷豊&片岡鶴太郎さんW出演による刑事ものなんですが、OPで江口君の名前は3番目に出てきます。だからといって3番手??って感じでもなかったです。

主演2人がメインで、他の人はチョロチョロ出てくるという作りでした。
署長の丹波さんは、Gメンとまったく同じだし、係長の小林克也さんは英語まじりでガンガン怒るし、その下で働くのが捜査一係の刑事さんたちです。

水谷さん演じる矢島刑事は、いつも単独捜査をして係長に怒鳴られています。そしてその相方が鶴太郎さん演じる田中刑事は、マジメで規律を重んじるタイプ。矢島刑事とは正反対で、しょっちゅう衝突しているものの、結果的には互いを認め合って酒を飲むという仲です。

そして吉村明宏さんと、一番下の中村繁之さんの間にいるのが、江口君演じる坂上刑事です。いつも黒いサングラスをかけ、ジーパンにTシャツで登場します。小さい時に両親を亡くして、不幸な子供時代を送ってきたため、世の中を冷ややかな目でとらえている部分があり、人の言うことを聞かない部分もあり、矢島2世とも言れています。でも、根は優しいようです。それが坂上刑事のキャラです。

第7話・そして第10話が江口君が、結構登場する回です。


第7話 「密室の殺意・罠におちた母子!」 


 ある家からライフル銃が盗まれる事件がおこる。
調べた結果、どうも当事者の息子が持ち出したらしい。
その息子の居場所を見つけた警官が声をかけるが、驚いた息子はあやまって発砲してしまい、気が動転して逃げるのだがその際次々に人を撃ってしまう。
そして銃砲店(銃や弾を売る店)に、人質をとって立てこもってしまう。
様子を見に行った坂上刑事(江口)は、犯人に見つかりとっさにアルバイト店員に化けるが、すぐにバレてしまう。

気が立っている犯人は、人質の店長にも発砲してしまい、とうとう狙撃命令がくだる。銃は店の中にあるから、犯人を撃て・・という係長の命令に坂上刑事はとまどう。長引く状態に、射撃に自信のある津村刑事が隣のビルから犯人をねらう。それに気づいた坂上刑事は、とっさに犯人をかばう。その隙に、警官が突入して事件は収まる。自分をかばってくれた坂上刑事に感謝して終了。


なんたって18年前のドラマなんで、全体的に古くさぁ〜〜い感は免れない。ジャンバーの下に着ているタンクトップが、この時代はランニングだろう。しかもジーパンの中にそのランニングを押し込んで、ご丁寧にベルトをしめている。それでもカッコイイんだから、江口君はすごいぞ。(笑)

未成年大学生の息子がトチ狂っちゃって、ライフル持ってありえないほど人を撃ちまくる。しかもありえないほどの棒読み。どうやって芸能事務所はこのコをねじ込んだのだろう・・とか思えるほど。やたら人を撃つのに、誰も死なないし・・。腹とか撃たれて、どう見てもヤバイと思うのにさ・・。

そしてこの犯人が、これまたありえないほど都合よく、銃砲店に逃げ込む。
捕まっちゃった江口君がとっさに頭に赤いバンダナ巻いて「一昨日から入ったバイトだ」とウソをつくんだけど、なんせガタイがデカ過ぎるのでとてもバイトには見えない。いや、ガタイは関係ないんだろうけど・・・六本木署の刑事も人質も犯人もデカイ人は誰もいないので、異様にデカく感じるのだ。


「なんでだよ。なんでオレをみんな殺そうとするんだよっ!!」

「どうせオレを殺そうとする相談だろ!オレをだまそうとするな」

人質とって、バンバン撃っているクセに何ほざいてんだ、このガキ!!と言いたくなるようなセリフ並べるので、腹たつ腹立つ。店の中に銃が山ほどあるんだから、江口とっととやっちまえよ〜〜と、何度舌打ちしたことか。ボコボコに殴り蹴られて、それでもこのガキかばって〜〜。あ〜〜、このお人よし(ため息)

しかしながら、それが捕まえるきっかけなったわけだが・・・。
狙撃から自分をかばってくれたと知るやいなや、このガキ豹変して「刑事さん、ありがとう」とか言っちゃって・・くぁ〜〜バカかっっ。謝って済むなら警察はいらないっちゅうの!!

これで未成年で誰も死んでいないということで、罪は軽いらしい。
そんな甘いことだから、ほら18年後、こんな世の中になっちゃっているのよ。
実質江口君がメイに近いわけで、それだけが楽しみ。そ・れ・だ・けっがね。
他の回はそうでもないんだけど、このストーリはねぇ、いただけませんでした。



第10話「殉職!少女への愛に散った刑事」


そして、衝撃の第10話。
江口ファンにとっては、これが実質最終回、大盛り上がりのヤマ場でございます。
まずはあらすじ。

身寄りがない少女、あかねちゃんが誘拐されてしまうことで事件がはじまります。矢島刑事(水谷)が関わったとある事件で、その容疑者の娘があかねちゃんだったことで、責任を感じた矢島刑事は、なにかとあかねちゃんの面倒を見ています。そのことを知ったある男が、あかねちゃんを誘拐してしまいます。

本来なら、矢島刑事が駆けつけるところだけれど、毎度お決まりの1人勝手な行動をとっている矢島刑事には、連絡がとれません。そこであかねちゃんを助けるべく坂上刑事(江口)が奮闘します。あかねちゃんと同じように寂しい子供時代を送ってきたので、他人事とは思えないからです。

犯人が特定できた坂上刑事は、単身マンションに乗り込みます。それまで他の刑事と一緒に犯人探ししていたのに、運よくというか運悪く隠れ場所見つけちゃって単独で行ってしまいます。窓ごしにあかねちゃんを見つけ、そぉ〜〜っと助け出そうとするんだけど、犯人に見つかっちゃって・・・。あぼ〜〜ん。(>_<)




さてさて、この犯人どっかで見たことがあるような〜〜と思ってエンドロール見たら、南条弘二。なんかかなり昔見たような・・(笑)。今どうしているんだろう。なぜか野村まさき??とカブるのだが・・。

この南条に江口君、撃たれちゃうんだけど、腕撃たれたんで、そのままならたいしたことなかったんだよ。仲間がくるまでじっとしてればよかったのよ。、たいしたことなかったのに・・。

「オレがあかねちゃんを守ってやる〜〜!!」

そう言って抵抗したため、今度は胸をバキュ〜〜ン・・・・・・・。
これはヤバイ。素人だけどスグにわかったわよ。
その後すぐに、小林克也さんが飛び込んで助けようとするんだけど、あっけなくバキゅ〜ん。ちょとちょっと、この緊迫状態に、なんで小林さんが出てくるんだ。署内で指示専門な小林さんが、よりによってこんな時に・・足手まといにしかならんだろ。ここはやっぱ水谷豊が飛び込んでくるんべきだろう。だいたい元をただせば、アンタが発端なんだからさ。百歩ゆずって鶴太郎侍・・小林さん以外の人、希望。

江口瀕死、小林さん即死??

そこへ犯人の弟が説得のため飛び込んでくる。
これが延々しゃべっているんだなぁ。
矢島さんは悪くない〜とか、兄さんが捕まった後、就職の世話もしてくれた〜とかさ。おまえ何分喋ってんだよ、その間にみんな息絶えちゃうじゃないか。
そしてそのやりとりを黙って見て待っている刑事たち。
とっとと、救急車呼べよ。

そしてその弟の説得も虚しく、投降する気のない犯人をどうすんのかと思えば、あっさり矢島が捕まえる。カクっ←こける。

問題はその後です。
その後すぐにもう1人の主役、鶴太郎刑事が上司の小林さんに駆け寄る。

「大丈夫ですかっ!!」

はぁ〜〜?、そっちかよっ。
おいおい、どっからどう見ても、瀕死の重傷おっているのは江口だろぉ〜〜〜!!
普通は、血だらけでひくひくしているほうに駆けつけるものだろ〜〜。
それをほおっておいて、助け起こされた小林さんったら・・・。



「オレは・・これが・・・」


防弾チョッキつけてんの。
だったら、さっさと起き上がれよ。

その後、やっと・・やっと・・・。水谷さんが江口君にかけつける。

「あかねちゃん・・あかねちゃん・・」

もうろうとしながら、あかねちゃんを案ずる心優しい江口。あかねちゃんの姿を見て、ほっとした顔で息絶える江口・・・。

「幸になれよ〜」の言葉を残して・・・・。

うぇ〜〜〜ん、(>_<)
あかねちゃんを助けるために、散った刑事・・。
なんかあっけない幕切れだったなぁ。

すぐに水谷豊と鶴太郎さんの坂上けいすけ偲ぶ会(スナックでの)シーンに移っちゃうし。署長の丹波さんが、けいすけのためにおまいら演奏してやれ!って言うんだよね。そして水谷さんがハーモニカをとりだしてふくんだけど、それはいいとして、それに合わせて鶴太郎さんが、マラカスを振るのよ、両手で・・。
もちろん顔はしんみりよ。
カラオケボックスじゃあるまいし、いくらしんみりやったところで、あの鶴太郎さんが両手でマラカス・・思わず笑っちゃいましたよ。コントかよと思っちゃいました。