恋人たちの時刻 井信一郎監督作品 1987-3-14
川春樹事務所製作 題歌 大貫妙子 97分



野村宏伸
河合美智子
大谷直子
真野あずさ
加賀まりこ
高橋悦史
江口洋介



あらすじ

医大を目指す予備校生の洸冶は、海岸で強姦されそうになっていたマリ子を助ける。
数日後、再び出あったマリ子にデートを申し込むが断られてしまい、マリ子の後をつけると、彫刻家のモデルとして住み込んでいることを知る。
しつこくデートに誘う洸冶に、マリ子は行方がわからなくなっている友人を探してほしい・・と言い出す。
洸冶は、マリ子の友人の典子の消息を探す旅へと出る。
典子を知る人間をたどり話を聞くが、出てくるのは、典子の荒れはてた生活ばかりだった。そして彼女の写真を手にいれ、マリ子の元へ帰っていくのだが・・。

感想


江口君は、ちょびっとだけ出演している。

でも意外とセリフはあったので(少しだけど・・)
どうしても見たいって人は、見てみたらいいかも・・・。(なんなのその言い方)




主役は野村宏伸・・あの角川映画「メイン・テーマ」で薬師丸ひろこの相手役としてオーディション合格してから数作目の映画。そう、この前に主役作も撮っていたハズなのに、驚くほど棒ヨミ演技。私の中で野村宏伸っていったら、結構演技派と認識していたのに・・。
いや、誰でも初めは素人なんだってことがよ〜〜くわかったわよ。


冒頭いきなり・・河合美智子ちゃんの裸でアセる。
海岸で1人ビールを飲んでいるところにバイクに乗った男が二人。
あまりにもベタな展開だったけど・・・笑えやしない。
やだやだ・・アタシ何の映画見ているんだろう〜って一瞬思っちゃったほど、すごい脱ぎっぷり。

いいのかなぁ〜?と思うと同時に、まだうら若き乙女だったろう河合美智子が、この仕事をこなしていることを思うと、キュンとする。スタッフだって何十人といる中で、裸になって演技させられて・・・。とにかくすごい。彫刻家のモデルをしているため全裸&すごいポーズ。
芸術だかなんだか知らないけどさぁ〜、ストーリ的に必然性ってやつがあるらしいけどさぁ〜、なんなの。

映画やドラマの裸で必然性なんていうけど、私はいっさい認めないわ。
だって、裸にならなくてもHシーンとか表現できるわけだし、これって客よせのためのサービスとしか思えない。もちろんそれはそれでありだと思うけど、カッコつけて必然性とか言われると、だっせぇ〜と思っちゃうんだよね。


この映画の何がイヤって、野村宏伸の棒ヨミ(笑)と、リアルなゲボシーン←お食事中のかたごめんなさい。河合みっちゃんにデートの約束をすっぽかされて、お金払ってHできるとこに行っちゃう棒ヨミ君。自己嫌悪だかなんだかしらないけど「おえぇ〜〜〜」それがもう超リアルで、カンベンしてほしいわ。ホントこの監督、何考えてんだか。
出演している人がムダに豪華なところが、当時飛ぶ鳥を落とす勢いの角川映画だってこと。これはのちに戦国自衛隊1549でも知ることになるが、戦国の場合は腐っても角川映画のほうだけどね・・。


江口君が登場するのは、河合みっちゃんに頼まれた棒ヨミ君が、みっちゃんの友達とやらの消息を探し回って、いろいろな人に聞き込み調査をするうちに江口君にたどりつくのだ。江口君の友達がみっちゃんと関係ありらしく、江口君も危うく誘われたとか・・棒ヨミ君に話すのだ。江口君も素人っぽいのだが、この仕事の1ヶ月後あたりが湘爆なのでたぶん同時期に撮影していたのではないか?と思われる。ファンの贔屓目ってのもあるけど、この棒ヨミ君よりは棒ヨミではなかった。江口君の場合は、なんともたどたどしいセリフまわしが、実に新鮮??で、ういういし。あくまでも棒ヨミと、たどたどしいのとは微妙に違うのだ。←えこひいき


ビジュアルは「翼をください」と同じ感じだけれど、もう少し幼い感じもしなくはない。
ラグビー?アメフト?←(区別がつかない)格好をしていて、なかなかマニアにはいいかも知れない。(笑)


ストーリーに戻ると、棒ヨミ君とみっちゃんが結ばれるシーンがまたまた・・・。
パッパと服を脱いでパンツ1丁になったみっちゃんがベットへ入る。
その後に同じく棒ヨミ君がズボンを脱ぐ。
だっせぇ〜〜パンツはいてんだよ、しかもベットに入って
「いい?」と聞いた棒ヨミ。

女の子が自分から服脱いで、パンツ1丁でベットに入ってんだよ。そこへ自分もパンツ1丁で入っていったくせに、「いい?」って・・・(笑)。

「いやよ!」って言ったらやめんのかいっ。

「いい」からパンツで待っているんだろ!!

しかもさぁ〜、「いい?」にうなづくわけよ、みっちゃんが・・。
そしたら、いきなり上に乗っかって運動しているわけよ。運動っていっても準備体操とかじゃないわよ。腰のみの運動よ。
おいっ!いきなり・・かよ!

もしかして棒ヨミの「いい?」って・・その「いい?」だったの・・・。ま、まっさかぁ。

この副題「性の真実にまっこうから迫る」らしいから、純粋なラブ・ストーリーと思ってみると、ちょっとアセルかもね。ようするにこういう描写が多いということです。
でも河合美智子ちゃんは、そこそこ上手だったし、健気に頑張って演じていたし、エライなぁ〜と思っちゃいました。そうそう、真野あずさの声には参った。
声ってセリフ言っている声じゃないよっ!出すんじゃなくて出ちゃうほうの声。



あんまり見ないほうがいいかも・・・。
いや、江口君のとこだけ見ればいいか。