原作 横関大「再会」
(江戸川乱歩賞受賞作)
スペシャルドラマ   再会 
2012・12・8(土)21:00
 


 キャスト 
飛奈淳一   江口洋介
   
 岩本万季子  常盤貴子
   
 清原圭介  堤真一
   
 佐久間直人  香川照之
   
 松本博美  長澤まさみ
 南良涼  北村有起哉
 佐久間秀之  杉本哲太
小杉房則  北村総一朗



 
 

短髪でシャキシャキした子供らしい少年淳一クンが、なんでこんなやさぐれになっちゃったのよ・・・。見るからに覇気のないやさぐれはヨシとしても、あんなカワイイ年下のまさみちゃんにDVなんて・・・。叩くだけじゃなくて、殴る、蹴るだぞ。

おまけに朝になって「また俺がやったのか・・・・」って、覚えてないの〜〜!!
やさぐれ淳クンはアル中だったとは・・・。ドラマとはいえ(しょぼん)

酒が入ると、DV気味になるらしい。それを自分でわかっていながら、酒に逃げずにはいられない、やさぐれクンの心の闇は深いのぅ。まさみもそれがわかっているから、叩かれようが殴られようが、蹴られようが、離れないのね。

小学生時代の4人が、それぞれのキャラ立のすばらしいこと。
めがねの直人の賢いけどヘタレっぷりと、万季子のしっかりものっぷり、いかにもフツーの子の圭介、そしてお調子者の淳一。やさぐれちゃった淳一以外は、そのキャラのまんま大人になっちゃった。

だから、まさみが子供時代の剣道部4人の写真見つけて、お調子者の淳一をやさぐれとすぐわかるのが謎だ。わたしゃ、最初殺された刑事の子供が淳一だと思っちゃったぞ。短いアタマの子をやさぐれ淳一に脳内変換するのに、かなりの時間がかかってしまった。

殺された直人の兄、最悪だね。
万季子の子供に万引きの疑いかけて、金の無心するわ、店の従業員に手をだすわ、仕事中酒飲んで賭け事するわ〜。それだけだと思ってたら、万季子が高校生の時レイプするわ、その後もつきまとうわ・・・クズ以下。しかも、杉本哲太のクズっぷりが見事で、死んでせいせいするわ。

小学生の時も直人は、メガネだけどそれなりかわいかったのに、高校生の直人は、ちょっとキモっぽくなり、大人になったら・・・・見事に・・・(笑)。
でもさ、あんなアニキなんだから、高校生の直人は万季子を送っていけばよかったのに。そりゃぁ、あのアニキのことだから、結果は同じだったろうけど。
アニキを殺そうと、掘り起こした拳銃も取られちゃうし・・ヘタレなんだからさ、よけいなことしなきゃよかったのに。アタマよかったんだから、もう少し頭脳つかえなかったんだろうか。

ヤクザなアニキの件は、もともと直人のヘタレが元凶だし、万季子をかばいたい気持ちもわからないではないが・・・。それで万季子がのうのうと暮らしていけるはずもなく・・。最後に息子と過ごしたあげく、1人拳銃で死のうとしちゃうし。しかし、万季子の息子が来年中学生になるとは、とても思えず。だって子供店長なんだもん♪受験に受かったっていうから、てっきり小1かと思った。来年小1にしては、大きいなぁと思ったけど、中学生??ないない!!ありえない!!どうみても小学校低学年だよ。自分たちの子供時代と同じ12歳にしたかったんだろうけど、ちょっと無理があった。

そして、万季子もやさぐれクンも拳銃アタマにつきつけて、死のうとする。おまいらどんだけ拳銃が好きなのかと、嫌味の1つもいいたくなる。もとをただせば、小6が警官の父の死体から、父ちゃんの形見は俺がもらっとくと、拳銃くすねるのを誰も止めないってのが、どうなん?しかも、小学校の校庭に思い出づくりするなんて!!全然あの日をさかいに〜〜〜の緊迫感ないじゃないか。拳銃と思い出の品一緒に埋めるなよ!!
しかも、ヤクザなアニキを殺してやろうと、圭介も直人も掘りおこしやがって・・・。みんな簡単に殺人計画しすぎだって、どんだけ短絡的なんだい。

結局万季子保護され、ほっとするのもつかのま、やさぐれクンったら圭介に、自分がおまえの父親を撃ってしまったと告白。27年たって、いまさら告白すんなよ!と圭介じゃなくても思ったわ。そのせいでやさぐれちゃった淳一も可哀そうだけど、今更そんな告白される圭介のがもっと気の毒だ。いまさら俺に話して、どうしたいんだ!!
ちくしょぉ、今日から俺もやさぐれてやる!!と思ったに違いない。(ウソウソ)
この後、どうなるんだいと思ったら・・・・そこへ、足音が・・・。

じゃ〜〜〜ん!!!!
北村似ていない息子・有起哉刑事登場!!
淳一は撃っていないと。銃の弾数が合わないと。真犯人は別にいると。
いっきに解決してくれましたわ。しかも、母親が殺された時一緒にいた子供で、事件の被害者のひとりだったのね。まぁ〜なんとなく途中からそうだろうなぁとおもってましたけど。(笑)


で、再び小学校に集合して、みんなで万季子を帰りを待つと・・。
あの〜〜〜、万季子って、それほどの罪になるの??
確かに、ヤクザなアニキを殺しちゃったわけだが、でも拳銃持っていたのは万季子じゃなくて、アニキでしょ・・。アニキが引出しから拳銃つきつけたよね。万季子はそれを奪って撃ったってわけではなくて、もみ合って暴発しちゃったみたいなもんでしょ。
まぁ、逃げちゃったからアレだけど、もし逃げなかったら正当防衛じゃん。
たぶん執行猶予つくんじゃないのか。

あれ?まさみは〜〜〜??スルーですかい。
だって、やさぐれクンを案じて、叩かれるわ、殴られるわ、蹴られるわ、出ていけと言われるわ、さんざんなめにあいつつも、やさぐれの身を案じ、やさぐれの友を案じ、刑事よりも早く、人ごみの中で万季子親子を発見したのよ。おまけにソッコウやさぐれに報告!もうパーフェクトではないかい?まさみ大活躍の巻でしょ〜〜。

やさぐれに「よくやった!!」とアタマなでなでされることもなく、フェードアウトなんて、あんまりじゃないか。しかたがない、その後の展開を私が考えてあげよう。

う〜〜ん、圭介は、万季子に未練のこしつつ、腹に子がいる今カノとくっつく。

直人は、もちろん、執行猶予がついた万季子を出迎え、なにかと世話を焼くものの、友達どまり。もともとヘタレなので、それで満足の毎日を過ごす。

やさぐれクンは、自分が圭介の父親を殺したんじゃないとわかり、気分爽快。PTSDもおさまり酒に逃げることもなくなる。DV?「俺、そんなことしてたっけ?」と薄らトボケる始末。27年へて昔のお調子者・淳一の復活であった。

「アンタって・・・こんな人だったの・・・」 まさみ、怒りで淳一を殴る、蹴るものの、もじゃもじゃ頭を切って爽やかになった淳一に、「まっ、いいかぁ〜〜」と笑いながら見上げ幸せ満開なのであった。

めでたし♪