WOWOW しんがり〜山一証券最後の聖戦 〜  21015・9・20〜
全6話  毎日曜日 22:00



梶井達彦   江口洋介
   
 瀧本利生 萩原聖人 
林幸博   勝村政信
中西幹郎  矢島健一 
 蒲生頼子 真飛聖 
吉岡譲   林遣都
花瀬俊太郎  佐藤B作 
谷口俊夫  佐野史郎 
有原康蔵  岸部一徳 



第1話 
 
「ギョウカン」=業務監理本部=コンプライアンスをチェックするための社内唯一の部門

なんか、とっても偉い部門??っぽく聞こえるのだけど、実情は・・ミスをしたものやはねっかえり社員たちの掃溜め(はきだめ)らしい。

掃溜めはともかく、はかねっかえり社員って〜(ぷっ(笑))
1997年平成9年、18年前とはいえ、はねっかえりって使う?
あの子は、とんだはねっかえり♪とか??
いやぁ〜〜百歩譲って、おてんばじゃね?
とはいえ、おてんば社員じゃ、ヘンだから、ここははねっかえりってことで、よろしく。

江口ちゃん扮する梶井さんは、自称はねっかえり。
そしてこれからいく、業務監理部、表の名は「ギョウカン」
して、裏の名は・・・はきだめ集団「場末」

ここの、本部長に就任するってんだから、これは、表向き栄転、裏をかえせば左遷なんですかね。




ギョウカンの皆様方は、梶井新本部長がくるのを、待っているようです。

結構な変わり者らしい。by花瀬(B作)

いやいや、だって「場末」なんですから、普通の人きてどうすんの!変わってないでどうすんの!!

自分たちが、掃溜めと言われているのを、知っていか知らないぬか・・・人の心配するまえに自分の心配せえ。




次に登場しますは、事業法人本部 通称「ジホウ」

会社の一番いいフロアーを独占し、活気にみちあふれているジホウ。

ジホウにあらずんば人にあらずだってさ。by林(勝村)

こんなに忙しいんじゃ、休憩時間もとれないわね。

ピー♪ピー♪ピー♪ 3時をお知らせします!! 
こんな時報が鳴らしてあげたいわ。



もとにもどって、場末にあるはきだめ課・業務監査部に大蔵省特別調査課(トクチョウ)が調査に乗り込んでくる。通称ガサ入れ。


本部長秘書の紅一点、蒲生さんからトクチョウのガサ入れ報告TELが・・。

これから着任しようって部署に、ガサ入れがなんて、「ついてない俺・・」とか、全然思わないわけよ。われら梶井本部長は。


「挨拶は後で!!」

「挨拶は後!!」

デキル男オーラが〜〜〜〜。うっ、まぶしい。

とくに後で自己紹介した模様もなく、なし崩し的にちゃっちゃと指示をだす梶井本部長。

やっぱり変わり者だ・・と、花瀬さんカメラのないところで、うなづく(たぶん)。



ガサ入れなんか入っちゃったもんだから、歓迎会どころじゃないってことで、花瀬・中西・蒲生のベテラントリオでプチ飲み会

蒲生のガモちゃんは、新本部長をすでにリサーチ済みで、お酒ダメ、カラオケもゴルフ、マージャンもやらないとのこと。これじゃどっちみち飲み会は無理だったもよう。


例のトクチョウのガサ入れの結果、監理部検査課瀧本次長に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の事情徴収がおこなわれる。

特別調査員・・だれ?メガネかけた幹久?

「明日は・・何時からにしましょうか」

これ毎日繰り返される瀧本っちゃんも、たまんないわね。




そんなお疲れ瀧本を、居酒屋に誘う梶井本部長。

居酒屋にて、まずはビール!ではなく、まずは焼き魚定食を注文する。

や・焼き魚定食かよっ!!と心の中で舌打ちするも、俺は飲まなきゃやってられねぇよと、瀧本っちゃんは、かまわずビールを注文。

瀧本っちゃんに合わせて、自分もとりあえずなにかお酒頼まなくちゃ〜と思い、梅酒ソーダ割りを注文する梶井本部長だが、店員さんへ「薄くていいよ〜〜」の一言も忘れない。



自分が何か言えば、会社に迷惑がかかる。黙っていれば、部下が同じ目にあう。
セックの事情徴収に苦悩する瀧本っちゃんに、なんでもしゃべっていいんだと、梶井本部長。


「しゃべっていいんだ!!」

「しゃべってこいよ!!」


そうそう、梅酒ソーダ割は、薄くなかった模様。「う〜〜ん、結構濃いなぁ〜〜」と、つぶやく梶井。

「薄くていいよ〜〜」じゃなくて「薄くていいんだ!!」「薄いのがいいんだ!!」と、次は言ってみたらどうだろうか。(笑)






社内の不正の実態をつかむために、ジホウへの調査開始。

ヒアリングの結果が「覚えてない」「わからない」「そんなヒマじゃない」

思いっきりバカにされている感ありで、花瀬・中西コンビが無理って言いたくなるのもわかるわ。

場末がジホウにあれこれ言うな!!ってカンジでしょ。

そんなヘタレ部下たちに、キレる梶井本部長。

「もういい!!やりたくないなら結構だ!!」


頭カッカしている梶井に、熱いコーヒーと大福を差し出すガモちゃん。
やっぱ年の功??

ちょっとクールダウンした梶井本部長が、「ありがとう、ガモちゃん♪」

うわぁ〜〜〜、ウマイわ。

お酒ダメ、カラオケ・マージャン・ゴルフしない&オコチャマ並みの猫舌って油断させといて、いきなりの「ガモちゃん♪」呼び。女子社員の扱いはイケメンだけあって、ウマイわぁ。


そして、内部調査は無理〜とか、ぬるぬるしているうちに、地検の強制捜査キタ〜〜〜。
山一の終焉の始まり・・だそうです。






セック・大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)=メガネ幹久
ギョウカン・業務監理本部=梶井たちのいるとこ
ジホウ・ 事業法人本部=山一の稼ぎ頭

この3つを把握してないと、どこの何を話ているんだかわからないので、
気を付けよう。




 第2話
 


地検の強制捜査っていうと、よくTVで見るあれだね。
ダンボールだのかかえて、スーツ姿の大行進。

あれをテレビで見ると、あ〜〜この会社もうダメじゃんとか思ったりしてたけど、案外等の本人たちってのんびりしてんだな〜。

ギョウカンが、取り調べを受けている幹部たちのために、精神的ケアする。
あたしゃてっきり、取り調べのノウハウとか、逮捕されないためにどんな発言に気をつけるとか〜サポートするのかと思ったら・・・・。

酒だのつまみだの毛布だの・・。
ようするに、取り調べでヘタっている幹部たちを、飲ませて愚痴聞いて〜〜と、社内居酒屋みたいなもん??
山一が倒産しちゃったのをわかっているので、つい、なんなの?このぬるさ〜とか思ってしまうわ。
まぁ、酒飲んで本当のことをポロ〜っとしゃべるかもしれないから、これはこれだアリなんだろうが。

このアジトとやらの、一番恩恵をあずかっているのが、花瀬さんかもね。
酔っ払って、梶井本部長に心のうちをさらけ出せたし、ギョウカンチームワークのためにはなったかもね。

そんな中で、花瀬さんの友人・顧客相談室長が殺される。
相談ってようするにクレーム対処でしょ〜〜正直場末とか言われてもギョウカンのが、全然マシだわさ。

みんながいろんな真相を知ろうと、俄然やる気になるわけだが、一番若手の吉岡クンだけは逃げ腰。
そりゃぁそうだよ。会社に強制捜査入るわ、殺人事件起こるわ、それだけでも大変だってのに、ヤバイことにクビ突っ込みたくないって及び腰も、理解できるわ。結婚もあるしねぇ。

私もヘタレなので、一番共感できるのが、この吉岡クンだってのが・・実に情けない(>_<)



「会社のために、生きるの死ぬのなんてことはありませんっ!!」

「俺は、都合のいい社員にはなれない!」

梶井本部長、カッコイイし、熱いし、腕立て伏せもいいし、ステキなんだわ。


だけど、なんか今の時点で、一緒に燃えるぜ〜〜みたいな気分にならないんだわ。
なんでだろ。
これって、山一の実話だからかなぁ。

これから会社がどうなるのかわからないオリジナルドラマだったら、すっごいドキドキ感&どうなんだろう感がわく気がする。
次回からの展開に期待したい。


しかし、社長への事情聴取を、なにゆえ地検がギョウカンに電話してくるのか、さっぱり???わからん。なんで??

 第3話
 


アジトでの事情聴取される社員のケアの次は、逮捕される社員のケア?
なんでそんなのオレ達がやらなきゃいけないんだよぉ〜〜〜て言う吉岡クン。
たしかに、そのとおりだと思うわ。

おまけに結婚延期まで、婚約者に言われちゃって、可哀そうな吉岡クン。
でもさ、こんな女、結婚しないほうがいいと思うわよ。

片瀬副部長に出頭要請が・・・。
どうも初の逮捕者になるもよう。
この人、一番梶井に肩入れしてくれた人なのに・・・。

それを宣告する梶井本部長。
ツライわね。

逮捕された時の、拘置所での差し入れ情報とか、そんなことまで世話をやくのか。

そして、辞任届。
これで逮捕されても、元社員で済む。

ひぇ〜〜〜、ひょっとして、これが一番の目的?
ギョウカンのお仕事って、こういうことなのね。
なんだか、せつない話だ。

次々出頭要請が出る取締役。
その1人1人に、辞表の提出を促す梶井本部長。
みんな黙ってちゃんと書くところが、たまんないわ。
とうとう元社長まで逮捕されちゃうし・・。

そんな中で、花井さんの退院だけが明るいニュースだったのに、山一の顧問弁護士の奥さんが殺されて、またもや真っ暗やみに・・・。これで山一関連で二人目の殺人事件。

奥さんが殺されたってのに、山一逮捕者のために接見にくる横澤弁護士の姿に、吉岡クンもやる気になったもよう。成長したわね。

花瀬さんが山一の株・・買っちゃったよぉ〜〜〜。あぁ〜〜〜〜あ〜〜〜あぁ〜〜〜。


新聞にも逮捕者が次々載るし、家族だって不安になるにきまっている。
会社もいいけど、家族も大事にしないとね。


そうこうしているうちに、大蔵省から自主廃業の宣告が。
しかもそれをまだ、取締役には言わない能見社長。

だんだん、破綻への真相がみえてくる。

 第4話

2600億の含み損があり、それが不良債権に。

これから会社はどうなるのか。

珍しく家にいる梶井が、息子と会話している最中に「山一自主廃業」のニュースがぶっこんでくる。
自分の会社がつぶれることを、新聞記者から教えられるってのも、なんだかな。

もう、逮捕社員のケアどころじゃないわよ。
自分たちの再就職優先しなきゃ。

世間は社員が悪いと思っている。
悪くないと公の場で言ってください!と、社長につめよる社員たちの気持ちもよくわかるわ。

そしてこれが例の「社員は悪くありませ〜〜〜ん!!」の名演技なつながるのね。
ん?演技??じゃないか。
あの謝罪記者会見には、こんな裏話があったのね・

自主廃業と発表したからには、株持っている人が殺到するのは、当たり前だわ。
この株、紙切れになっちゃうの??とか、思っちゃうもんね。
結局、ギョウカンがそのフォローに各支店回ることになった。

それが落ち着いたら、なんでこうなったのか?を調べるギョウカンの仕事になる。
けど、社員たちは、つぶれる会社の残務処理と再就職探しで、非協力的。
そのうえ、中西さんが取り乱しちゃって・・。

梶井って高卒だったのね。それでもってブランド企業の取締役まできたんだから、すごいわ。
なのに、会社倒産って・・・・。息子に言われてせつないけど、息子は息子で、すごい心配してんだよね、お父さんのこと。ちょっとうるっときたわ。


ギョウカンのみんなも、つぶれていく会社の真相を解明しようと、最後まで闘う決心をする。
林さんまで登場して、歓喜のビール乾杯!!

このアジトにつのった7名の社員こそが「しんがり」ってことで、ようやく重い腰をあげ、物語の始まりかぁ!!




 第5話



隠し持っていた証拠資料が、次から次へと出てくる。
そりゃぁ、会社がつぶれるときまったのに、いつまでも手元に置いといたら怖くてたまらんわ。
自分の責任追及されたら、嫌だしね。

梶井の奥さん、パートにでもでようと履歴書作成していたのね。
そりゃそうよ、ダンナの会社が倒産と知ったら、とりあえず少しでも自分が稼がなきゃ〜〜と思うわ。
再就職したって、絶対今より収入が激減するのは確かだし、なんらかの形で働くことを考えるのが普通の感覚だわ。

その履歴書を見つけて、そっと新聞で隠すダンナ。
なんか、わかるわ。
気づかないふり。

「なんだ、おまえ、仕事探しに行くのか?」とか聞かないとこが梶井らしいわ。


真相の解明のために動き回っている梶井。
もう、今は社長より偉いんじゃいの??(笑)
とうとう、SESCの聴取に同席まで願い出て。
梶井さんなら、本当のことを聞き出せるかも〜〜って、幹久クン立ち場なし(笑)

 最終話
 

もう、梶井が真正面に座って聴収しちゃっているじゃん。
幹久クンなんか立ち上がっちゃったじゃないの(笑)

結果として、あの有原会長のために、飛ばしだのなんだのして、山一証券つぶしちゃったてことなのか。くだらないことで、会社ダメになったことが、みんな腹立たしくてやってられないわね。

とうとう、その有原に梶井が直接話を聞きに行く。
他人事っていうか、自分はわるくない!!って態度の有原に、猛然と怒る梶井。
もう、会社なんてなくなるわけだから、こんな男怖くないしね。
しかし、本当に一徳さん・・・憎々しいとこ、うまいわぁ。

山一の報告書、それだけをモチベーションにみんな闘っている。
なんとか3月中に仕上げたかったけど、間に合わず・・。

吉岡クン、結婚ダメになってなかったのね〜〜。
再就職も彼女の親のツテでなんとか決まったみたいだし、よかった。

林さんも、別の証券会社が決まったし、寂しくなっちゃうけど、生活もあるし、新しい仕事が見つかって本当によかったよ。取締だから無給だったって・・じゃぁ梶井も??
一刻も早く報告書あげて、就活してほしいわ。家族のためにも。


社内調査委員会の会見、TV生中継で、実名の本気の調査内容。
顧客や株主に対して、頭を下げて詫びる姿。

100年の長きにわたり、山一証券をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。

なんてことない、最後の一言だけど、感動したわ。
100年も続いた会社が、なくなってしまったんだ。
そう思うと、胸が熱くなる。

梶井最後の日に、しんがりメンバーがみんな集まる。
ガモちゃんの制服、スタイルいいし似合ってるわ。
みんなそれぞれに言葉をかけて・・・。
うるうるきちゃう。

なにげに、林さんとのコンビも好きだったな。
「俺には何もないのか?」
「お前には何もない!!」(笑)

みんなと最後の別れる時の演技は素晴らしかった。

その後の、息子との山一の旗掲げての記念写真。
笑顔が最高。


しんがり・・いろいろ難しくて、ついていけない感もあったけど、終わってみればいいドラマだった。
梶井という人が、今までにあったようでなかったようなキャラだと思う。

熱いとか正義感とか誠実とかだけでなく、強いリーダーシップ。
部下をひっぱり、サポートし、見守り、そしてまとめあげる。
いままでと違うのは、ひとつ上の立場になったんだな〜〜と思う。

これが、結構新鮮だった。
たしかに年齢を重ねてきたんだなと、ちょっと感慨ぶかかった。