白い巨塔 2003年10月9日(木)〜2004年3月18日(木)
原作「白い巨塔」 山崎豊子 脚本 井上由美子  
プロデース 高橋萬彦 主題歌「アメイジング・グレイス」 ヘンリー
DVD



第2部  アウシュビッツロケ 2時間 スペシャル
第11話 「天国と地獄」 114分 25.5%


 2時間がこんなに短いなんて・・・改めてアメイジングがエンドロールに相応しいと思った。財前教授総回診までのあわただしさ、お約束の階段ばしり?緊張感ありましたね。教授になって髪型までオールバックのこわもてできめちゃって・・・。よかったね。教授になれてさ。たくさんの人を治してあげてね・・って思ったら教授になった途端エラソーの両手を後ろで回診かよ。患者のからだに触れもしない、触るのは金持ち患者だけなの??
 佐々木さんの様子がおかしいのに、とうとう一度も診察せず外国へ行っちゃった。柳原がパーティー会場まで行ったのにね。

 財前がケイ子と楽しんでいる姿と佐々木さんの症状が悪化していく様子が交互に・・・それにしても、柳原なんとかしろよ!里見の助言も無視しちゃって・・・だいたい財前先生kがそう言ったからって自分だって医者なんだから、なんとかできないの?外科の医局の連中にはマジ腹たつよ。!里見まで追い出しちゃって・・・。助教授だよ。突き飛ばすなよ! 案の定佐々木さんお亡くなりになってしまいました。ひどすぎ!消極的殺人行為だよ!ドアの向こうで涙する里見・・・。悔し泣きだね。医者なのに・うつべき手があったかもしれないのに・・何もできなかった佐々木さんへの申し訳なさと自分への無力感・・・・江口ファンの私には、このシーンがすべてだわ。

 アウシュビッツまで行って少しは人間として、医者として、いろいろ思うことはあっただろうと期待したけど、空港で財前が又一に「患者の一人が死んだのです。不幸なことですが、病院では仕方のないことです」なんて言ってくれちゃったよ。

第12話 「捨て身」 24.5%


 空港でまたまた、江口君スーツ姿を披露してくれました。カッコイイー。相変わらず財前は里見の忠告を無視。そのくせ又一と一緒にタクシーに乗らず、ぶつぶつ言いながら里見に付き合うんだよね。なんだかんだ言っても里見のことが好きなんじゃん。1部の最後でもう、僕に意見するのは最後にしてくれたまえ!なんて言ってたくせにね。まぁ、いいわ。

 佐々木さんのお葬式で冷たく追い返されちゃった里見・・・わざわざ来たのにね。でも、仕方ないよ、里見は病院側の人間・・佐々木さんが歓迎するはずないもんね。裁判おこすのって大変なんだ。まして、医療裁判となると、警察で医師会を勧められたけど、・・あそこは又一とコンビのあのおっちゃんのいるところじゃん。握りつぶされちゃうよ、案の定・・・。なんとか関口法律事務所にたどりついたら、もう、やめたと言われてがっくり。じゃあ、どうすんのよ?と思ったら・・やるんだ。最後エレベーターに乗り込んでいくのは、結構カッコよかったね。

第13話 「カルテ改ざん」 24.0%


 病院に関口弁護士が証拠保全にやってきたけど、いまいちパリっとしないな・・と思ってたら最初からやる気なかったんじゃないの。着手金目当てなんて、なってやろうだ!左枝子も白い目で見てたじゃないの。帰り道偶然里見に会うけど、里見ったらこの間あんなに佐々木さんにあれこれ言われたのにまたいくの?何かしてあげることはないか・・・と思って・・ってナイよ!たぶん。だって里見の顔見たらダンナさんのこと病院のこと思いだしちゃうじゃないの・・と言っても行っちゃうんだよね。なんたって里見先生なんだから仕方ないかなぁ〜公園で、左枝子と関口、里見三人いる時、病院のこと財前のこと、何気に喋っちゃうんだから・・・あの時点では関口が弁護士だってわかっていたんだよね。確か・・言っちゃっていいのかなぁ・・ドキドキしちゃったよ。しかも・・あっさり証言を約束しちゃって。もうちょっと悩み苦しんで、もったいつければよかったのに、あれじゃ、ありがたみもなんいもないじゃない。関口も変わり身早いし。

 財前側は国平弁護士とカルテの改ざんか・・。修正液のカチャカチャは面白かったけど、どういう意図で修正液を出してきたのか・・脚本に深い意味があることを祈っているが・・新しく書き直せよ!とTVの前でツッコンだ人は数しれないだろうなぁ〜。しかしカルテの改ざんより前に、柳原の方を改ざんしたほうがいいんじゃない。びくびくしちゃって、思わず抱きしめてあげたくなっちゃうよ。伊藤君、おいしい役だね。


第14話 「母の涙」 24.7%


 ここから裁判に入っていくんですね。財前側の証人が佃で、佐々木側が大河内教授。勝負するまでもないって感じで。佃も証人としてはボロを出すまいと頑張ったってところですか。大河内教授はどっちの味方というふうでもなく公正な立場できちんとした事実を話しているようでした。なのに、国平ったら解剖医なんて信用できない・・みたいなこと言ってイヤな人間だね。
 柳原も財前の本当の姿を今になって少しずつ感じてきたようで、僕は財前先生のいいとこしか見てこなかった・・ってもう遅いよ。心が揺れているようだけど、やっぱり大学に残って医者をやりたいのね。柳原は弱い人間だけど、普通の人間でもあると思う。誰もが同じような心ってあるんじゃないだろうか。
里見のようになんのためらいもなく証言します・・。なんてりっぱだけど、もうちょっと自分のことも考えればって思ってしまう。でも、じゃあ、やめよう!ったら話は終わっちゃうからここは証言してもらうしかないんだけどね。里見はいつも奥さんに、大丈夫、心配しなくていいから・・・って言うけど、それだけじゃダメだと思う。もっとちゃんと話さなくちゃ。どっか遠慮が見える夫婦だこと・・。
 証言台に立った柳原・・攻められてますね、おどおどしまくって、その態度でけでの改ざんしました。って白状しているようなもんじゃん!でも伊藤英明おどおど役うますぎ!

第15話 「判決」 25.7%


 あ〜なんかドキドキ今日はすごい。柳原なんとか嘘をつきとおしましたね。アップの伊藤君っていい顔してるんだってこと今更気がつきました。よし江のほうが国平にのせられちゃった感がありました。実際金目当てみたいなこと言われちゃだろうね、裁判とか起こすと・・。
 15歳の女の子の手術財前に断られて金井先生が執刀になったけど、もしかして助からないの?とハラハrしちゃった。正直財前が現れるとは・・・やっぱ財前もいいとこあるじゃんって思った私は甘いかな。里見に自分の存在価値を認めさせる、かっこうの手術だったのかも・・。なんとか証人になるのをやめさせようとあれこれ言うけど、里見には通じないんだね。

 三知代はくれない会あげて糾弾されちゃったね。財前嫁も役者だし、鵜飼夫人なんぞに近づかれたらグラスも落っことしちゃうよ。とうとう三知代が爆発しちゃった。でも、気持ちはわかる、患者は大事だけど、妻や子の生活だって大事だしね。あなたは何もわかっていないのよって言ったけど、確かにそうだと思う。里見は里見の信念があってやってることだけど、里見自身も三知代の言うこともわかるんだと思う。だけど、証人になることはやめない・・んだね。里見にとっては財前の罪を訴えるための裁判ではなく、なぜ佐々木さんが亡くなったのか、どういう過程で亡くなったのかそれは大学病院の組織に問題があるんじゃないか・・問題提起なんだよ。でも、それは財前を窮地に追い込むことになっちゃうんだけどね。あらすじはわかっているのに、緊張感があって引き込まれていく。最後いいとこで終わっちゃった。里見がどう証言していくのか、ホント楽しみ。


第16話 「妻たち」 25.8%



 里見先生、とうとう証言しました。きっぱり冷静に国平の挑発に乗ることなく・・・

同期の財前とあらそいたいんじゃないか?の問いに「財前とあらそいたい・・としたら、永遠に治療の現場でありたいと思います」カッコい〜い!その一言は財前の心にも思うことあったんじゃないかな。

 判決は原告敗訴。まぁ、それはわかっていたけど・・でも、唐木教授の鑑定で決まっちゃったみたいですね。納得」できないわ。鑑定は公正なものだった・・と思うけど、料亭での又一メンバーの集まりになこなこやってくるなんて、ちょっとね。

 関口の事務所での里見の言葉・・すばらしかった。「人は利益や損得にふりまわされるものです。しかし時には信念につき動かされることもあるのではないでしょうか・。それは自分自身のことでもあるのね。とうとう鵜飼教授から左遷を告げられてしまった。病院に不利になる証言をした以上、里見だって覚悟はできていたと思う。でも、保険センターの教授ってのは・・・。あんまり、研究ができなくなる里見にねちねちと嫌味の連発・・・わざわざ財前まで呼んで、・・教授おめでとう・・だってさ。

 でも、財前は言葉にしないけど、里見のこと思ってるよ。裁判中も、左遷の話も、病院を去っていく里見の姿見ながら・・・。財前はもちろん自分のため証言して欲しくはなかった。でも、それだけじゃない。証言したら里見がどうなるのかわかっているんだよね。里見のことだって大事なんだよ。もちろんそれ以上に、いや何倍も自分のことが大事なんだけどね。
里見だって財前のことを大切に思ってると思う。でも、それ以上に里見は、患者が大事・・・なのかな。
里見がやめることで、竹内の気持ちが改めてわかったような気がした。要領の悪い里見に、時々意見したり不満を持ってたりしてたけど、本当はずっと里見のもとで一緒に仕事したかったんだね。でも、本当にあっけない・・辞め方です。裁判のことで誰も里見に声かける人もいないのだろうか。しかもバス停で突然雨が・・・しかも、バスまだこなそうじゃん。っていうかいつも乗ってるんだろうから時間考えて病院出ればいいのにさぁ〜里見先生・・・・かわいそう・・・かわいそ過ぎるよ・・。
・・・・・・・・・。ん!!そこに当然、左枝子。なぜか・・左枝子、赤い傘さしかけちゃって天使みたいに見えたんじゃない?ヤバイなぁ〜里見先生もってかれちゃうぞ〜。一緒にキャベツ盛のカレーなんて食べてるし、会話も弾んでいるようだし・・なんだかいい感じのふたり。

 でも、でもさ、いいよね。そのくらい・・・。里見だってちょっとくらい楽しいことなきゃ、やってらんないよ!病院辞めさせられてまで、証人になった裁判にあっさり負けちゃって、家へ帰れば奥さんには逃げられちゃって、みんな許してあげようよ・・うん。・・・と思いきや、ん!帰ってる!しかも、何!?「ぎゅっ」?里見先生「ぎゅ〜うっ」って言ったね!それって・・・里見のキャラじゃないじゃん。ダメじゃん!
まぁ〜里見が喜んでるならいいけどさぁ・・帰ってきてくれて、よかったけどさぁ〜なんか左枝子の赤い傘、不憫だな。おうちの中には、入っていけないんだよってことか?

第17話 「一年後」 24.8%


 里見先生、息子にまた、おうちにいるの?なんて言われちゃって、子供は正直だから、お医者さんクビになったの?うわぁ、キツイ。そこへ大河内先生、実にタイミングよく就職先もってきてくれました。「千成病院」・・・地味な名前だなぁ、いかにも里見にお似合いな病院名だわ。大河内教授、医者にとって大事なことは患者を敬う心・・だって、全国のお医者さん聞いてる?でも、当直のアルバイトをする里見、見てみたかった。救急病院に・・って言ったよね。びっくりしちゃった。あれはセリフの遊びかな。もう一歩踏み込んで、救命医の勉強でもしてみようかな・・なんてセリフも入れて欲しかったな。

 引越しの忙しい中、わざわざ里見に会いに来る財前。3年後、ガンセンターに誘うって、優秀な医者を集めるって言われたって、里見が「ありがとう財前!」なんて言うはずないのにね。先週、山梨の左遷を聞いておめでとう!って嫌味言ってたくせにね。まぁ、そんな財前も嫌いではないな。

一年後
 関口が東教授に裁判の協力をお願いしにいくけど、さすがに「はい、協力するよ」とは言わないでしょう。確かに財前と確執があったにせよ、個人的な感情でそんなこと。左枝子のいうとおり、もとはといえば、教授の地位にこだわってなくてすんなり教授にしてれば、あれこれ画策せず、患者の治療に集中できたかもしれない。教授選のゴタゴタの中で、一つの命が軽んじられた。
 あ〜それにしても柳原先生、なんかなぁ〜、この人の人間らし・・・っていうの、医者の道は手放したくない、だけど、人として何もなかったように平然としてはいられない。だけど、魅力的な女の子を目の前にすると、ドギマギしちゃう。それなのに気になって、お弁当屋さんのの様子を見にいったりする。柳原の中に、人の人としての感情が当たり前のように、いっぱい詰まってる。人間のエゴとか、良心とか・・だから関口に見つかって逃げ出しちゃったりするけど、憎めないなぁ、悩んで苦しんでる柳原に、今週こそ後ろから「ぎゅっ」ってしてあげたくなっちゃう。

 裁判で控訴され、自分は絶対間違ってない、絶対示談になどしない・・と強気な財前だけど、別の患者の顔が佐々木さんに見えてくるようじゃ、心にやましいきもち、大アリじゃないか。財前が手術中にミスしてどうすんのよ。それじゃあ、佃の役割がなくなってしまうじゃん。俺は世界一の外科医だぞ!と大見得きってたじゃん・・・あ、あれは、夢オチだったけ。患者に病状説明の時点で佐々木さんの顔がチラついていたのに、自分が手術する!なんて言ったことが、最大のミスだった気がする。

 三知代は左枝子と里見が電話で話したってきいた時、ピクっとしたね。里見も、あ、マズかったかな・・って顔した。里見先生あんがい鈍くもないじゃん。来週は江口君の入浴シーンが見られそうで、しめしめ・・。


第18話 「師動く」 26%


 しらない間に、里見医長になってる。先週からそうだっけ・・気づかなかった、今の病院でとても充実してるようで、安心した。家に帰っても生き生きしちゃって、子供とお風呂に入っている時なんて完全に「あんちゃん」の顔になってるじゃん!それってマズくない?いいの??はぁ〜期待していた入浴シーン、ちび〜っとしかなかったですね。もっとサービスしてくれ〜。
 左枝子からの手紙見て物思いにふけっちゃってるようにみえたのは、気のせい?それにしても手紙をあんなスーツの内ポケットなんぞ入れるなんて、マズイだろ!そういう所が・・ダメなのよさ・と・みせんせ。左枝子に対してどうこう思ってるとは思えないんだけど、まったく関心がない・・ってふうにも思えないんだけどね。なんとなく微妙〜。

 せっかく正木教授が証言台に立つといってくれたのに、財前側の圧力により断られてしまった。東教授が亀山君子の名前を出したところへ、財前が東の家にやって来る。「教え子を足蹴にするのは、やめてくれ財前も家の中の東教授に聞こえるように大声で言ったみたいだけど、その前からまる聞こえ!東邸って玄関の隣がリビングなの?確かでっかいお屋敷じゃなかったっけ・・。私のウサギ小屋のようなマンションでも、リビングにいて、玄関の外の話し声までは聞こえないんですけども・・。不思議な家だ。結局東教授、証言台に立つことになっちゃったけど、それでいいの?財前の言とおり、東教授の恨みをついてくるのはわかりきってるしね。ただ、財前の言うように、建前でものを言ってるっていうのも、あながち間違ってない気もする。人間って両局面持っているものだしね。

 さて、問題は柳原。結局財前の思惑通りに動かされちゃって・・・。レストランで華子のセクシービームにあてられちゃってたけど、ちょっと露出したくらいで、ドキマキするなんて、・・医者だろ、裸なんか、見慣れているだろ・・とは言うもののそれとこれとは、別なのかな。普通さ、男が女を送っていくもんなのに、華子に送られてどうするんだよ。こんなことでも、しょうもない男まるだし・・。あげくのはて、あ〜あ〜押し倒しちゃったよ。亀山君子・・証人になるの断っちゃったけど、どうなるんだろう・・・

   って早!もう、裁判はじまっちゃってるよ。財前側の証人って「甘いお人だ」の船尾教授なんだ。財前の言ってたかくし玉ってコイツのことか!財前は一体何を餌にこの男をモノにしたのだろう・・・(失礼)

第19話 「嘘だ!真実の叫び」 26.8%


 東対船尾・・どうなるのかと思っていたけど、船尾の勝ちか・・・。東教授も弟子の非は自分の非、今の職を辞して謝ります。と言った時はシーンとなっちゃったけど、船尾の方が一枚上手だった。確かに辞めて行く人間と、残る人間では心情的に違いがある。私なんかは、東教授が証人になること自体首をかしげちゃう部分あるんだけどね。

 今頃闘い方を間違っていたかも知れない・・・なんて言っちゃって。肺炎うんぬんより手術後、具合が悪くなってから一度も佐々木さんを診ようとはしなかった。何度も柳原が財前にお伺いを立ててるのに、聞く耳もたなかった。初めからよし江たちは、そう言ってるのにね。関口もいまいちな弁護士だな。

 なんだかんだって、里見先生今日も、たいした出番なし。いや、出番はあるけど、役割なし・・ってとこですか。悲しい・・・。どんどん薄い存在になってしまいそうで・・・。

 さすがの財前も、おかあちゃんに被告人席にいるとこなんて見せたくないのね。偉くならなくても、元気でいてくれるだけでいい・・。どこの親も一応そういうのよ。もちろん、このおかあさんの言葉は真実だけどね。でも、今日は傍聴しないでよかった。ここにきて、関口の作戦は成功した、といえるんでしょう。手術する、しない、の選択肢があったことを引き出せたし、とうとう柳原にマズイことは押し付けちゃったね。おかげでヤなはキレてくれるし・・。ただ、最後もうちょっと盛り上げてほしかった。ヤナ、簡単にキレ過ぎ!。財前も汚さパワー全開にして、ヤナももっとためて、ためて、・・怒り錯乱モードまっしぐらに入ったところで、ブチ〜っとキレてほしかったな。来週まで待てないぞ〜っと言う雰囲気が弱いよ。井上さん、あなたの脚本も甘いわよ。
第20話 「最期の審判」 27.6%

 柳原が最後に、偽証罪覚悟で・・って言った言葉も簡単に切り捨てられちゃったみたい傍聴席の発言はヤジと同じなんだって・・・こんなことなら、自分が証言台に立った時言ってしまえばよかったのにね。とはいっても、柳原のおかげで、亀山君子が証言台にたつ決心がついたんだもんね。それなり役にはたったのね。夜中にカンファレンス記録を取りにいって先をこされてしまうけど。何やってんだよ〜と自分の頭を叩いてたけど、こういうときは女の方がしっかりしているのよ。ちゃんと、別の証拠を見つけ出すんだもの。でも、ずいぶんちゃっちゃと裁判が片付いてしまった。結局看護記録がモノをいったってことか・・・・じゃあ、蒸し返すようで悪いけど、修正液はなんの意味もなかったってことか・・。

 人はみな、いつか死ぬもの。患者の死までどのように医師としてケアできるか・・・悪いのは財前一人ではなく、自分も含め大学病院のあり方そのものだ。って言った里見。この言葉がすべてなのね。
それでも財前は、自分の治療は一点の曇りもない!って胸を張るんだ。そういうところ、私は嫌いじゃない。矛盾しちゃうけど・・。

 判決は原告側の勝利。財前が倒れた時、「もう、しゃべるな」って言う里見は、進藤先生を思いだせちゃう。鵜飼教授が簡単に肺ガン・・なんて言っちゃうし、もうちょっと検査の結果が出た裏のごたごた描いてほしかったな。佃がうろたえなくっちゃ。鵜飼教授にとっては財前も持ち駒の一つ、コイツが一番のワルだな。

  病院を抜けて会いにいった相手は・・やっぱ里見なんだ。そして、手術は、腕のいい信頼できる医者にやってもらいたい・・・財前だって、私だって同じ・・。財前も一流の医者、いろいろあっても東教授の腕は信頼してるんだ。

  左枝子・・告白しましたね。私も里見先生と一緒にずっと歩いていきたい・・・。どさくさにまぎれて〜でも、左枝子らしくてとってもいいな。でも、断られちゃいましたね。あなたは三知代の友人です。だって・・。はぁ〜もうちょっとマシなセリフ言えないのかい!!って思わずツッコミたくなったけど、それが、里見なんだよね。仕方ないね。残念だけど、左枝子さん、里見ってこういうやつなのよ。今日は大活躍の里見先生で私も満足。

  いよいよ、財前の手術が始まりました。「あ!・・・・」アメイジング・・・・最終回、泣いちゃいそうな予感。

第21話 最終回 「財前死す」 69分 32.1%


 財前が肺ガンステージ4で、手術することもできず閉じてしまった時、鵜飼教授も東教授も外科の連中も全員ステージ1だと思っていた・・の?私は、検査した時もうかなり進んだ状態で鵜飼教授が機転をきかして、ステージ1と、言ったのだと思っていたんだけど・・手術後、財前の担当を押し付けあっていたけど、こういうときこそ、財前のために自分が・・と名乗りをあげるべきじゃないのか!・・ってあの連中じゃ、期待するだけ無駄でしたね。

 どんどん症状が変化していき、かなり自分が悪く先がない・・・と気づく財前は・・・。残酷だね。こういうとき一流の医者っていうのも・・・。そのへんの感情ももっとゆっくり時間をかけて欲しかったな。里見に会いに言って診察してもらうけど、CTの映像とか見た瞬間、里見には財前がもう、死んでしまうのはわかっちゃうんだね。それをどう伝えるべきなのか・・・部屋で待つ財前に何て言えばいいんだろう・・・きっと悩んだんだろう。そして、財前が何を求めて里見のところへ来たのか・・・里見はわかったんだ。里見の診断と財前の診断は同じ・・・。そして、里見の出した答えは、財前を救いたい・・・それは命をではなく、残った時間をどれだけ充実したものにできるか、穏やかに旅立てるか、支えられるか・・・財前とて、その言葉はうれしかったに違いない。でも、教授としての立場ではそれはできないこと。自分が手にいれたかった大学病院の教授の地位、それが皮肉にも身動きとれない自分にしてしまった。無念だ・・・と言う財前の言葉には、いろんな思いが詰まっているんだろう。

 妻の杏子は財前に先がないことを鵜飼教授夫人の言葉によって知る。そして、愛人のケイ子を財前に会わせる。ケイ子は廊下で杏子に「ありがとう」と言ったけど、ケイ子のために財前を会わせたのではなく、愛する財前のためにケイ子を呼んだんだね。最後に里見が病室に来た時、何度も財前に、あなた、里見先生よ、里見先生がきたのよって言った。杏子は財前が死を前に、誰に会いたがっているのか、ちゃんとわかっていたのね。杏子はしっかり財前という男を愛していたし、理解していたんだね。

 亡骸に、田舎から出てきたおかあさんが、五郎、よくがんばったね。お疲れ様でした。と・・とたんたんと話しかけるのが、せつなかった。

 財前は、本当に里見とふたり、医者として一緒に働きたかったんだ・・・。最後に残した手紙で、手に入れた教授として一流の外科医として、りっぱに逝ったんだ。これからの医療のため自分をささげて・・・人は死ぬ。誰でもそれは逃れられない。だからこそ、どう生きていくのか、どう死んでいくのか・・できればそこのところは、自分自身で選んでいきたい。