白い巨塔 2003年10月9日(木)〜2004年3月18日(木)
原作「白い巨塔」 山崎豊子 脚本 井上由美子  
プロデース 高橋萬彦 主題歌「アメイジング・グレイス」 ヘンリー
公式 DVD





キャスト
唐沢寿明  (財前五郎)  
江口洋介(里見脩二)
黒木瞳 (花森ケイ子)  矢田亜希子(東左枝子) 伊藤英明 (柳原弘)
水野真紀(里見三知代) 若村麻由美(財前杏子) 西田尚美(亀山君子) 
かたせ梨乃(佐々木よし江) 片岡孝太郎(佃医師)
伊武雅刀(鵜飼医学部長) 西田敏行(財前又一) 石坂浩二 (東教授) 
上川隆也(関口弁護士)
及川光博(国平弁護士)



第1部

第1話 69分 22.8%

始まりましたね。江口君と唐沢君でどんな巨塔になるんだろう・・・とずっと楽しみにしていました。いきなり手術シーンですか、しかもあんなミスするんだ。佃って医局長でしょ・・信じられないよ。もっと信じられないのは、終わった後しゃあ〜しゃあ〜としてるじゃん。一歩間違えば死んでたかもしれないのに、医局に戻ってからあの、和やかな雰囲気はなんだろう。ちょっとは落ち込んだりショゲでるんじゃないかい?。まあ、財前にとっちゃあほんのアクシデントに過ぎないかもしれないけど。財前って手術好きそ〜もう、切りたくてしょうがないって感じ。

 里見もなかなか腕のいい医者のようで財前も一目置いている様子、結構イイカンジの二人じゃないか・・と思いきや里見をうっとおしく思ってるふうもあり・・・。里見が患者の気持ちを第一に考えて、告知を慎重にしてくれって言ったのに、あっさり言っちゃいましたね。での、あの場合財前にはっきり手術すれば治ります、と言葉をもらったほうが患者としては安心かも・・。でも、もう少し思いやって言ってほしかったのかもね。なんか機械的に告知していたもんね。財前にとっては、めったにお目にかかれない珍しい手術だそうで、大乗り気だったのに鵜飼教授がかかわってることを知った途端、急に態度変えちゃった。患者より自分の将来が大切らしい。医者は神様じゃない。里見と財前では同じ言葉でも、まったく正反対の意味になるのね。

第2話 「贈り物」 21.6%

 病院組織のうんぬんで手術をするのしないのって・・大学病院に行くはやめようかな・・と思っちゃいそうでクレームきませんかね。東教授の留守中手術しちゃえ!なんて考えるところ、さすが財前だわ。なんて褒めちゃいけないんだけど、里見は不快感を示して断ってしまうけど、患者さんのことを考えると手術するしかないしね。里見の気持ちはわかるけどここは財前に分があるかな。それにしても鵜飼教授・・うさんくさい教授ですね。教授ともなると自分の非を認めることってできないんだろうか?でも、人の命かかってんだからそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!

 せっかく内緒で手術してやれやれほっとしたのに、饅頭でバレるとは・・・ね。詰めが甘いなぁ〜一番初めに患者に口止めしなくってどうするっちゅうのよ。しかし饅頭の底にお札が入ってるか調べてる財前も・・・せこいわ。金には不自由してないだろうにさ。でも、本当にそういうことってしてるんだろうか?時代劇じゃああるまいし・・・。又一に金積んでもらって鵜飼に絵を贈ったりして・・。う〜ん、そういう発想私にはないなぁ〜。絵より金だろ!商品券でもいいよ。上流社会は違うんだなぁ〜。

第3話 「土下座」 19.3%


 いつもの料亭で、なんだこのおっさん・・・って目で岩田医師会長を見てたくせに、鵜飼を教授にしてやったやった実力者と知るや、コロっと態度をかえた財前、ホントわかりやすい性格してるよ。
 東教授に呼ばれた里見は秘密の手術のことで、財前に不利なこと言っちゃいました。医学の為純粋にみんなに公開すべきだった・・・と。里見自身に財前を陥れようとかいう気はなかったけど、財前を除外したい東教授にとって、格好のネタを与えることになってしまった。着々と後継者選びをしているようだし、とうとう査問委員会を開くことになってしまった。

 さすがの財前も焦って里見を呼び出し自分を助けてくれ!と土下座するんだけど・・・無駄だったね。財前は土下座しながら心の中でアッカンベーとかしそうなヤツだしね。まぁ、里見に対してはそうじゃないのかもしれないけど。
 ケイ子の「里見は偉くならなくても正しいことができる人。偉くなりたいゴローちゃんそれだけで負けてる。」う〜んなかなか含蓄のあるお言葉・・・。だけど、偉くなりたいって気持ち、それも大切だと思うけどね。

 なんとか鵜飼教授を抱きこむことに成功したようで、査問委員会は逃れたけど、なすます東教授に嫌われたね。

 江口君が好きで里見の役とっても楽しみで・・・。でも、なぜか里見の話あんまり書くことないな、いまいち里見に気持ちが乗らないせいかな。
第4話 「落選」 21.5%


 今日は面白かった。特診患者って大物の患者のことをいうのね。政治家とか・・芸能人なんかも待遇いいんだろうなぁ〜。そういう患者は特に、ミスは許されないもんね。そんな大切なお客様の手術・・緊張するね。助手は佃?ん!!あの血がドヒャーっとやらかしたヤツじゃないか!財前は何を考えているのか・・それにしても、またミスか、いくら財前が超一流の腕を持っていても、手術は一人じゃできないんだね。優秀なスタッフがいてこそだもんね。でも、あの特診患者あやうく死にそうになったね。本人は麻酔で知らないだろうけど。東教授の「チッ」はやり過ぎでしょう、いくらなんでも・・心の中でやるもんでしょう。

 薬品会社営業の林田加奈子の病気が、手の施しようがない様子。財前になんとか治療方法はないかと尋ねるけど何もない!。と言われてしまう。鵜飼教授から、治る見込みのない患者は病院を移ってもらえ・・と言われる。加奈子もうすうす病気に気づいてるみたいだし、重い病気になったらここに入院しようと思ってた・・なんて言われて、転院してくれ・・なんて言えないよね。

 最後に東教授の部屋で後任候補に考えてる菊川とあった財前だけど、自分の教授のお客様に対して、こちらはどなたでいらっしゃいますか・・なんて聞くのは、本当に失礼だよ。

 くれない会の会長選のこと・・・すごいですねぇ〜。でも、いちいち投票する必要があるのか?もう、鵜飼夫人に決まってんだから、誰か他の名前書いたりしたら、どんな目にあうんだろう。うひゃ!恐ろしい。でも、あんなに自信満々で自分が副会長になるつもりでいた東夫人がおかしくもあり、気の毒でもあって・・それでタイトル「落選」なんだ。
第5話 「祝宴」 19.2%


 特診患者退院の際、財前へのお礼に1億くれる・・て。金持ちは違うね〜、でも本人知らないんだもんね〜。あんた、手術失敗しかけて、もうちょっとで死ぬとこだったんだよ!!って誰か教えてあげたらいいのに・・・・。

 今日、里見は加奈子に告知しましたね。もう、治るみこみのないガン告知・・しかも直接本人だもんね。「私、早くに家族を亡くして家族はいません。仕事ばかりしていたから恋人はいません。ライバルはいても友達はいません・・・。」このライバルはいても、友達はいません・・て言葉・・・胸につきささって痛い。加奈子に、最期の時は信頼できる里見にそばにいて欲しい・・と言われます。患者にそういわれる里見はとても幸せですね。
 夜、病院の庭で里見が木のイルミネーションを見上げるシーン。大河内教授に加奈子を最期まで見届ける決心を語るシーン医療に絶対はない、君の苦悩を私は支持するよと大河内教授からことばをもらうシーン。キレイで心あらわれるシーンだった。今日の主役は里見だね。
ってそのあと、金ばらまく又一見ちゃったよ。澄んだ川の中に石投げられた気分だわ。しかし結婚23周年の記念にどうぞ・・だってさ、又一おそるべし!!
第6話 「父の姿」 20.2%


 加奈子を最期までみ届ける約束をした里見だけど、鵜飼教授から早く転院するよう強く言われ、見かねた竹内が病院を移ってくれと加奈子に頼むんだけど、見ててつらいな。
 里見の家にわざわざ財前がやってきた。近くまできたから・・なんてわけないじゃん・・あの財前がね。ほら、やっぱり何えお言うかと思ったら加奈子の手術をするなんて言い出す。里見が喜ぶのもつかのま交換条件に大河内教授の中をとりもってくれ・・ってことか。「悪いが断る!」・・。う〜ん、確かに交換条件は卑怯だけど、この際目をつぶって、利用するって手もありだと私は思うけど。結局加奈子は里見に迷惑が及ぶと思って病院を出て行くんだけど、この病院にも見切りをつけたんだと思う。自分が思い描いていた病院ではなかった・・・んだね。
 里見は加奈子を見届ける約束をした。けれど里見には加奈子を守る力はなかった。私は里見が加奈子に頭を下げて転院を勧めるべき・・だったと思う。もっと加奈子にとって最良の病院を見つけてあげることも、医者として見届けることではないだろうか。今回は財前の言ってることにも共感がもてる。自分に力がなけりゃ何にもできないし、力があれば理想を現実にすることができるかもしれない。だから俺は教授になる・・って発想はその部分のみ、理解できるな。
第7話 「毛嫌い」 20.7%


 東教授が家に菊川を招待してる時に、いきなり財前が手術の助手につきたい・・って言いに来るんだけど、そんなの毎日病院で会ってるんだから、その時言えばいいのにね。まぁ、わざわざ雨の中やって来るっていうことに価値があると思っているんだろうな。

 林田加奈子が転院先でなくなったしらせが届き、里見は鵜飼教授に末期患者うけいれを願い出るが相手にしてもらえない。里見って思い切った発言するクセに反論されると黙っちゃう・・・っていうのが痛いなぁ〜もう少し反撃すれば里見ファンだって増えると思うんだけど・・惜しいなぁ。

 東との手術の後、久々に二人で飲み少しは関係修復する方向にいくのかと思いきや、雲ゆきがあやしくなっちゃった。どうして私を毛嫌いするのか?なんて面と向かっていうのもどうかと思うけどね。私の何が腹立たせるのでしょうか?ってその言い方が嫌われるんじゃないか・・って財前もわからないやつだな。私だってわかるよ!なりふりかまわず教授になりたい・・・と頼んでみてはどうかね?ニヤって言う東教授も、財前が頭を下げるつもりはありません・・って言ったから良いけど、万が一財前が目をうるうるさせて頭を下げてきたらどうすんのよ。菊川になんて言うのよ。ま、財前が頭を下げる人間なら、ちゃんと教授の後任に推してるだろうな。

 さすがに財前もちょっと落ち込んだみたい。その財前が会いたい人間は妻でも、愛人でもなく、うっとおしい里見なんだね。里見の研究室で酔って本音をはく財前。里見は昔の財前を取り戻してほしい。財前の頼みに耳を貸さない里見だけれど、財前を思う気持ちは里見なりにある。

第8話 「決戦」 21.8%


 いよいよ教授選へ向けて裏での戦いがはじまりましたね。金や地位やいろいろな取引がめぐるんですね。
 くれない会のゴルフコンペ・・笑うより怖さを感じた。ていうか自分の名前がメンバー表に無い時点で、スーっと血がひけちゃうよね。こういうのを底意地悪いっていうんだろうな。でも、あそこで帰っちゃわない東夫人はあっぱれ!とても教授夫人とは思えないわ。踏まれても踏まれても生えてくる雑草のようだ。(褒めているんです)

 船尾教授に大船にのったつもりでまかせてください・・・なんて言って大丈夫なんだろうか?普通に考えて、よその大学の人間より、自分の大学から選ぼうと思うもんじゃないだろうか?

 里見の講演がきっかけで佐々木よし江と出会うことになったけど、この家族との出会いがなかったら、財前、里見、柳原の人生はまた違っていたものになっていたかも・・・原作どおりならね。
 教授選が始まって東教授が棄権する・・という賭けに打って出たけど、これがどう影響するのか・・・。
第9話 「正念場」 20.8%


 教授選は菊川と財前の決戦投票まで持ち越しに・・・。

 とうとう、佃と安西は菊川の大学病院まで押しかけちゃった。初対面の人によくあんなこと言えるよ。いくら人間ができてる菊川だって怒るのも当たり前!「あなたが教授になっても、いっさい協力はいたしません!!」大見得きったけど、佃!あんたは血がドビャーの医者だろ!あんときビビっていたのを私は忘れてないんだから!お前に協力してもらうと患者がアブナイよ!!こんなことすれば、財前の差し金だって東教授は思うに決まってるだろ。

 船尾教授に自分の甘さを指摘され、ちょっとコートがひっかことでかった壊れてしまった。なんかわかるわ。ちょっとしたことでどうにも抑えられなくなるってこと・・。しょせん東教授はボンボン?って年じゃないけど、海千山千の又一たちとは違うんだよ。

 左枝子とふたり歩く里見・・やっぱ素敵だわ。がんばることが裏目にでることがある。がんばるべきか受け入れるべきか・・・いつも迷っている里見。
第10話 「無常」 1部最終回 22.6%


 とうとう教授が決まりました。財前が勝つのはわかってたけど、どういう勝ち方をするのか興味があったんだけど、ちょっとひっぱりすぎ感があって、あっさりしちゃいましたね。東教授が菊川に謝罪の電話をしてたけど、菊川が一番気の毒。人間できてるよね。この菊川のほうが教授に相応しいなぁと今になると思うけど。家に帰って奥さんにガンガン責められて・・出てこなかったけど、その前に、船尾教授に散々嫌味や罵倒されたろうに・・・でも左枝子が、何があっても私のお父様だわ。なんて優しい言葉をかけられて思わず私もジーンとしてしまった。娘の言葉に東教授も心が清められたのかな。よかった!よかった。

  ところが教授になった途端、本性あらわす財前!東教授の退官日に佐々木さんの手術を併せるなんて・・まあ、財前の気持ちもわからなくはないけどね。長年仕えてきて最後に裏切られたんだから・・・。でも、最後の総回診であのメンツじゃあ・・やっぱ気の毒だよ。いろいろあってもここは一つ大人の対応をすべきだったね。

 佐々木さんの手術は無事終わったけど、これからいろんな問題がおきてくるのね。しかし財前も里見にエラソーな態度とったね。教授になったからには一介の助教授の言うことなんか聞いてられるか・・みたいなこといって・・本当にエライ人は今までと変わらず付き合っていこうっていうもんだよ。そんな態度とっておきながら、君に一番おめでとう・・と言ってほしいなん・・バッカじゃないのよ!!でも里見がキッパリ言いましたね。君が教授になった日を喜べる日がくるとは思えない!!。もう、スカっとしたよ。待っていたのはこの里見!これだよ・・こういう里見の言葉、ず〜っと聞きたかった。1部も今日終わり。江口君はもちろん応援している。正直里見の描き方にモヤモヤしていた。原作、前作と別物でいいし新しい里見でもいい。私は財前と里見のバトルが見れると思っていたけど、実際違っていた。なんか中途半端な里見になってしまっていて、江口ファンとしては不完全燃焼気味だった。でも、1部最終回にきて、やっと待ち望んでいたものがきてくれたって感じでホッとした。