少林少女 2008-4-26(土)公開
監督・本広克行 P.亀山千広&チャウ・シンチー



キャスト
柴咲コウ 桜沢凛
仲村トオル 大場雄一郎
岡村隆史 田村龍司
キティ・チャン ミンミン
江口洋介 岩井拳児



以下思いっきりネタバレあり
ストーリー

中国で少林拳の修行を終えて帰って来た凛は、少林拳錬功道場へ向かうが廃墟と化していた。兄弟子たちを訪ね歩くものの、みんな少林拳のことなどすっかり忘れ、それぞれの生活をしている。

かつて師匠だった岩井も同じだった。もう少林拳はやめた、師匠でもなんでもないと言われた凛はショックをうける。


そんな凛のもとに、岩井が営む中華食堂でアルバイトをしている大学生のミンミンが朝ごはんをもってきてくれる。少林拳をやる代わりに、ラクロスをやらないか?と誘われ凛は二つ返事でOKする。

学生でない凛がラクロス部に入れるように、教務課の職員田村に申請をたのむ。ラクロス部に入部した凛のために、岩井はコーチを引き受けるが、1人で修行を重ねてきた凛にとって、チームワークということがどんなことなのか理解できず、苦労する。そんな凛を、学長の大場が怪しい目で見つめていた。裏で着々と大場の陰謀が進んでいた。



感想

あまり江口君のシーンはないだろうな〜と、期待していなかったんだけど、まぁまぁ出てきたので、そこらへんは見にいった甲斐があった。
いきなりなんだけど、これ江口主演じゃないけど、DVD出たらどうするか?っていうと、買いますね。迷うことなく買い!!。
なんでって、江口洋介はすごくいいもん。

すっごい好きですねぇ〜この江口君。私は好き。
やっぱり、髪の長い江口君はいいよ。カッコよさが3倍増しくらいになる。(笑)
番宣、予告のラクロスのボールを素手でキャッチするシーンもそうだけど、釣りしている横顔のシーン、それから仲村トオルにボコボコやられて、背中踏んづけられて顔をゆがませるシーンとか。
とくにその倒されて立ち上がる時とか、顔に髪の毛がかかって、ものすごくそそられるのだ。(*^。^*) 目には見えないけど、セクシィ〜なオーラがもくもくと立ち上がってくるのが、心の目で見えるのだ。(笑)
ま、江口君の話しはこのへんにして、映画本編に入ることとしよう。

映画館出るときに「面白かったね」って言うような映画では、残念ながらなかったかも。そこまで面白いか?っ言われると、さして・・・。
ちょこちょこっと岡村さんのとこで笑えるかな〜程度だった。
じゃぁ、つまらなかったか?と聞かれれば、つまらなくはない。
つまらなくはないんだが、面白くもない・・。実に困った映画だった。
どうせなら、もっともっとくだらない映画だったら、面白かったんじゃないだろうか。

だけど、凛の柴咲コウは可愛い。登場してすぐに、なんて可愛いのだろう〜と思ったほどだ。少林拳の服?がとってもよく似合っていて、ひたむきで黒い瞳がキラキラ輝いていて、颯爽としていて、ああ〜柴咲コウってこんなに可愛いんだって初めて思った。いつもの仏頂面よりこっちのほうがいいじゃないか。いたるところで、柴咲コウの魅力がいっぱいつまっている映画だと思う。なんたって、少林拳・・さすがに1年学んだだけのことはある。型もビシっと決まっていたし、動きもキレがあって、ほんっと、柴咲コウ見直した。みんな見習え〜〜って感じ。

こういう映画はストーリーがどうの、つじつまがどうの・・なんてどうだっていいじゃないか!!という映画なんだと思う。なんだろうけど、それにしても、ものには限度ってものがあって、特に仲村トオルの学長に関しては、あれはないんじゃないか・・・。大学に関してあまりよくないスクープをした記者が謎の死をとげている。それはこの仲村トオルがやらせたようなくだりがあったし、何人も部下を使って、放火したりガス爆発をおこさせてりしているわけで・・。なんのために?っていうのがあるわけで、さぞやなんらかの目的というか恨みというかそのようなものがあるのだろうと思えば、たんに自分の強さを確認したいだけだったようで、はて??って感じなのだ。
それでも最後に、やっぱり正義は勝つ、悪者は滅びるってなら、まぁまぁ〜いいじゃないかと思えるのだが、そうでもない。

で、凛の師匠、岩井も岩井だよ。
「少林拳は戦うためのものじゃない、おまえはもう闘うな・・・俺が守ってやる」と凛に諭すところまではよかった。でもさ、おまえはもう闘うなってことは、代わりに俺が闘うってことじゃないの?おまえを守ってやるってことは、俺が身をていして、おまえを守るってことでしょ。全然守ってないじゃん。(笑)
闘わないことで凛を守れたのなら、それはそれでいいけど、結果としてまったく意味がないというか・・そこの部分ではホント不満というか、共感できない。
でもね、凛の師匠として凛に欠けているもの、学んでほしいものを教えたって意味では、岩井の存在感は絶大だった。文句いったけど、釣りしながら「おまえは闘うな」ってシーンは、いいシーンだったなぁ。

凛がラクロス部に入ってから、1人だけ浮きまくって・・その原因がひとり修行してきた凛にわからないんだけど、仲間と一緒にやるってことが大事なんだってことを知ってから、離れていたみんなが1人2人と凛のもとに戻ってくるってくだりは、ちょっとうるうるっときた。ただ黙って1人2人と、少林拳やる女のコが増えていくだけなんだけど、それだけで、胸が熱くなった。

そんなこんなの少林少女だったけど、でもエンディングだけは拍手喝采。
サービス精神満載で、最後まで客をあきさせないというか、席を立たせないというか・・(笑)。あんなにボコボコにされた岩井が、悪い夢から覚めたような仲村トオルに握手を求めるっておまけまでつけてくれちゃって。いいのかよ・夢から覚めたとはいえ、コイツは悪いこといっぱいやったわけで、それは夢の出来事ではなく現実にやっちゃったことなのにさ。まぁ、エンディングだからいいってことで・・??ゴールデンウィークの退屈しのぎに見るには、いい映画だったんじゃね??。

そういや、凛との再会の時に「俺は少林拳はやめた。俺はもうおまえの師匠じゃあない」ってくだりが、そのまんま、パート2の進藤先生じゃないか。「俺はもう医者じゃない」セリフの使いまわしするなよぉ・・・。


2008-5-6著