ウォーカーズ 〜迷子の大人たち〜 本文へジャンプ

NHK 土9 全4回 2006.11.11〜12.2

キャスト

山下徳久/江口洋介

西尾翔子/戸田菜穂 ・ 寺島隆彦/三浦友和 ・ 寺島靖子/風吹ジュン
エリ/ベッキー ・ ヒロシ/瀬川亮 ・ 山下道代/加藤登紀子 ・山下徳大/市川左團次
進藤英二/森本レオ ・ 進藤和江/鷲尾真知子 ・ 坂田洋平/原田芳雄


 第1話「発心」 視聴率10.1%

携帯電話会社に勤める山下徳久(江口洋介)は、夏休みに婚約者の翔子(戸田菜穂)を連れて、徳島の実家・徳仙寺に戻る。しかし、父徳大(市川左團次)が、大腸がんで余命半年と知らされ、母道代(加藤登紀子)は「徳久が寺を継ぐ」と嘘をついてしまう。徳久の跡継ぎ話に衝撃を受ける翔子。それならと歩き遍路を勧める父に、徳久は断りきれず、旅を始める。

一番札所霊山寺で徳久は、空海の生まれ変わりのような謎の男・坂田(原田芳雄)と出会う。同じ頃、団塊の世代の夫婦・寺島隆彦(三浦友和)と(風吹ジュン)も、定年記念に運命の旅を始めていた。足のマメを痛めた徳久は靖子に助けられ、元上司の寺島と再会する。次々に事情を抱えた新しい道連れが増えていく。密かに死を決意している教員夫婦・進藤(森本レオ、鷲尾真知子)、悩める看護士のエリ(ベッキー)に自称ホストのヒロシ(瀬川亮)。おへんろという人生の道場で、歩き続けるWALKERS=迷子の大人たちであった。十二番札所焼山寺にいたる「へんろころがし」の難所で、靖子の隆彦に対する積もりに積もった憤懣が爆発する。初めて妻の本音をぶつけられ、動揺する隆彦。そして、境内には徳久を待つ婚約者の翔子がいた。

NHK公式より引用




徳久がお遍路を始めるまでが一番面白かった。
OLさんと会話する徳久がとっても自然で、私のツボにはまった。
仕事している時はノーネクタイでも、部長からの呼び出しにはネクタイしめるってとこが、いかにもNHKっぽい。それにしても机の上のひきだしに・・あんなに何本も入れてるなんて・・。さすが時代の先端をいく携帯会社に勤めるだけのことはある。かなり洗練されたオシャレなネクタイだった。

しかし・・お遍路をする前から、日に焼けて真っ黒って・・どうよ。
徳久って趣味はサーフィンなの??
有給も全然取れない忙しい会社員なんだから、真っ黒ってのは、やっぱないんじゃないかと・・。いきなりイヤミなこと言っちゃってなんだけど・・。
P日誌では、東京ロケは撮影の真ん中で、戻って撮ったって書いてあったけど、一番最初にしたほうがよかったかも。

徳久と元上司寺島との関係を描くためとはいえ、あのカレー屋あたりのくだりは必要なのかなぁ〜?。わざわざマズイカレー屋に連れて行くなんてね。外での立ち話で済ませればいいのに。入社した当時の上司なんて、すっかり過去の人だわよ。だいたいこそっと同僚に「苦手なんだよなぁ〜〜」って言っておきながら自ら駆け寄って声をかけるなんて、相変わらず人のいい〜〜好青年役なのね。(笑)

今の上司の矢崎さんも、なんだかね〜〜。あれだけの役で矢崎さんを引っ張り出すわけないし、あの人があのまんまで終わるはずがない・・。と、最近どうしてこういうヨミでドラマを見ちゃうんだろう。もっと純粋に見ていられないものなのか。でも3週間の夏休みって微妙〜〜。長すぎるだろう。そこまで休みあげるなら、このさい1ケ月やっちゃえばいいのに。
必要ないといったカレー屋さんのシーンだけど、徳久がまずくて食べられないカレーを、他の客がパクパク食べているってのは、なんなのよ・・・。

しかし、三浦友和さん貫禄あるね〜。
この役には、あのくらいの体格で調度いいんだろうけど・・百恵ちゃんのためにも、もう少し身体を絞られたほうが・・といらぬおせっかいをする。
「苦手なんだよなぁ〜〜」って言う、徳久の気持ちをかなり早い段階で理解した。なんていうか実に中途半端な強引さ加減で、これが泉谷しげるだったら、目をあわさず決して自分からは声かけず、捕まったら最後ってカンジなのだろうが、三浦友和あたりだと「苦手」だけど、まぁ〜悪い人じゃないから声かけとくか・・になっちゃうんだろう(笑)。やっぱ徳久は人がいいよ。


そしていきなり阿波踊りで驚いたけど、徳久と翔子のツーショットってオシャレだし、加藤登紀子さんと江口君の親子も雰囲気があった。
なにげに徳久のおかあさんの上品なワンピースがステキだった。
この2人の会話が1話の中では一番好きかもしれない。

徳久のお父さんがガンで、しかも転移している。
でもさ・・でもさ・・・どう見ても徳久のおとうさん、あと半年の命には見えないんですが。どうみても病気には思えないんですが。あと10年くらい生きそうにしか見えないんですが。どうでしょう・・(笑)

顔がプクプクだし(笑)。血色いいし・・本当に病気なんですかね?嘘なんですかね〜。今のところよくわかんないけど。
しかし帰省したその日にお遍路セット突きつけられて、次の朝お遍路に旅立つ徳久。もう完璧、人がいいよ・・、あんた。(爆笑)ありえない・・・。

江口君のお遍路姿、なんでハーフパンツなんだろう〜〜??という疑問がすぐに解けた。あのプクっと筋肉のついたふくらはぎを見せるためだったのね。
今回足をもみもみしたり、洗ったりしているシーンが多くて、それを見るたびに、江口君の綺麗なあんよに釘付け。プクっとしたふくらはぎと反比例するようにキュっとしまった足首もさることながら、つるんつるんの足に見えるんだけど、絶対お手入れしたわね。(笑) TV画面とおしてだから、本当のところは謎だけど・・。

お風呂で隣の若い男に泡ひっかけられたのかと思ったら、隣の隣じゃん。どんな髪の洗い方すれば飛ぶんだよっ!!
その若者に「年、いくつ?」って聞いて、「幾つに見えます?」って言われ、「何してんの?」って聞いて「何に見えます?」って言われ・・「名前は?」って聞いて「なんだと思います?」って言われる徳久。そして、それに1つ1つ答える徳久。ほんっと・・心の底からお人よしなのね。これなら、お遍路なんぞしなくても、りっぱに坊さんの跡継ぎになれるんじゃないかと思ったりする。

徳久の元上司寺島夫婦とワケアリの進藤夫婦(なんで進藤先生なんだ!!別の名前はなかったのか!!)、そしてホストと坂田・すごい濃いメンバーだぞ。ここに来週からベッキーと翔子が入ってきて、話の展開は次回からってことのようだ。両夫婦ともいろいろ問題ありのようだが、すっかり冷え切っているという寺島さん?確かにあんなふうに外面ばかりよくて、奥さんないがしろにするのはどうかと思うけど、そもそも・・あ〜ゆ〜人は、いくら奥さんがお遍路に行こうって言ったって、ぜった〜〜〜〜い行かないような気がする。お遍路だよ、北海道や九州行こうってんじゃなし、杖もって、笠しょって、白装束着るんだよ。なんだかんだ言っても、一緒に来ただけでもまだ、大丈夫って気がするが・・・。でもさ、道行く人みんな笠かぶっているのに、なんでこのグループだけ笠しょってんだろう。フフフ・・それはね・・、笠かぶってたら顔がよく映んないからよ!!

とにかく、来週からの展開に期待!!


 第2話「修行」 7.3%

徳久(江口洋介)たちの遍路旅に恋人・翔子(戸田菜穂)が加わる。過酷な道が続く修行の地・高知で、徳久と元上司・隆彦(三浦友和)やその妻・靖子(風吹ジュン)たちは次第に本音の会話を交わす。坂田(原田芳雄)が開いたバーベキューで、ヒロシ(瀬川亮)がつらかった過去を告白し、エリ(ベッキー)たちに励まされる。息子のことで悩む遍路仲間の英二(森本レオ)夫妻が足摺岬から飛び降りようとして、大騒ぎになる…。



このドラマを見ていて何が心地よいかっていうと、徳久の江口君が「ぼくちゃん!ぼくちゃん」言われること。「ぼくちゃん」って言われるたびに、ウキウキして見ちゃう。(笑) 坂田や寺島・進藤夫婦から見ると、まだまだこれから〜の若い世代なんだよ。
おっさん化してる場合じゃないよ!!

お遍路をするからには、それなりの理由があるわけで、今回はホスト君と進藤夫妻のそれぞれの深い事情がわかった。そして寺島夫妻の互いの気持ちを聞いていると、それぞれにうなづく点があって、なんて声をかければいいのかわからない。

印象的だったのは、ホスト君の過去を聞いて、えらいなぁ〜と思う気持ち、しょうがないよ、と励ます気持ちがある一方で、だからこそわが子の不甲斐無さ、情けなさがいっそう身にしみるという進藤さんの奥さんのこともわかる気がする。悩みの深さってのは悩んでいる人にしかわからない。でも、悩むことの苦しい思いは誰にでもわかるはず。

なんか1つの出来事が起こって、それをみんなで助け合って解決する・・そんなドラマばかり見てきたから、とても新鮮なのかもしれない。そんなに簡単に解決できたり、口にできることを悩みとはいわないわけで、人の姿とか言葉とかをヒントに、結局は自分の心の中でいろんな思いを消化するしかないのだ・・って、あれ、まだ最終回じゃないのよ〜(笑)、まとめちゃってどうすんだい!!

「生きてりゃいいんです、人間なんて・・・生きてりゃぁ変わるんです!!」

究極そうだよね。だって死んだらそれで終わりなんだから・・。
人間の原点とは、とりあえず生きていることからはじまる、まず、生きてなきゃはじまんない。生きてりゃ何かが変わるかもしれない
クサイセリフだなぁ〜と一瞬思ったのも事実なんだけど、かみしめると実にシンプルでいい言葉だと思う。これがこのドラマの根底にあるものなのかな・・と、ちらっと思う。

私はこの言葉に感動するほどもう純粋ではないけど、とても救いがある言葉だと思う。胸にしみこむ。
人間にとって気持ちが救われることこそ、生きる力となれるのでは・・。

私としては徳久のキャラが、ものすごく共感できるところがうれしい。
お寺の坊主という父親にずっと反発してきたけど、相変わらず聞く耳をもたないほど若くもなく、ある程度社会に身をおいてきて、世の中のことや親の気持ちもわからないわけではなくなっている。

要領のいい部分もあり、なんとかうまくやりすごしたい・・そしてそれをできる自信も多少なりともあると思っていたのに、恋人の変化にあたふたする。
なんか、ものすごくフツ〜〜〜の人なんだよね。
いいところも悪いところも、とってもバランスがよくて、だからとっても身近で・・それを江口君がものすごく自然に演じていると感じさせてくれるのがうれしい。
飲み屋で、団塊の世代の寺島が愚痴っているのを横目に、リアクションに困っている様子とか、寺島夫妻の雲行きが怪しくなりそうな気配を感じ、そっとその場を逃げ出そうと腰をうかせるけど、タイミング悪く捕まっちゃった・・みたいな自分にまっすぐにスポットがあたってないシーンの徳久が、ものすごく自然でいい。

ストーリーとともに、江口君の演技が本当に楽しみなドラマだ。


 第3話「目覚め」8.0%

父徳大(市川左團次)危篤の知らせに、徳久(江口洋介)と翔子(戸田菜穂)は、実家の徳仙寺に駆けつける。思ったよりも元気な父と、酒を酌み交わし、徳久は初めて父が寺を継いだ事情を聞く。翔子は徳久の母道代(加藤登紀子)から、結婚する覚悟を問われる。

三週間の夏休みも終わり、東京に戻って出社した徳久は、自分が企画した秋の新製品のプロジェクトが破棄になり、同期の前田の企画に変わっている事に衝撃を受ける。一方、お遍路を続けていた隆彦(三浦友和)は、靖子(風吹ジュン)と再び衝突し、東京に帰ってしまう。

徳久は、隆彦の行きつけのスナックで再会し、痛飲する。翌日、二人はお遍路を中断した足摺岬に戻り、旅を再開する決意をする。お遍路を続けていた靖子は、過労で倒れ、道後の宿で皆に介抱される。エリ(ベッキー)は問わず語りに、人が死ぬことに麻痺してしまった看護士の日々を語る。謎の先達・坂田(原田芳雄)は、エリを励ますかのように、戦場カメラマンだった過去を打ち明け始める。雨の道後温泉に徳久と隆彦がようやくたどり着く。翔子の暗い表情に不安になる徳久。翔子はお遍路で自分を見つめていく中で、結婚に対して自信を失い始めていた。



徳久のおとうさんが危篤・・と言っても、そんな、ねぇ〜と思ったとおり、満面の笑みで「よっ!」だもんね。いやぁ、わかってましたよ、みんな、誰だってわかってましたよ。第一おとうさんったら、顔がプクプクでいかにも健康そうにしかみえないって言ってるじゃないの。まぎらわしく花輪がずら〜〜っとあって、それ見ただけで、ああ、おとうさん死んでないな!と、TVのこっちのみんなは思っているのに・・徳久ったら(笑)。
お寺なんだからさぁ〜、通夜だって、花輪だって、あたりまえじゃないのよぉ〜〜。
まぁ、そのおかげで、ゆっくりおとうさんと語り合えたからよかったけどね。
しかも、寺を継ぐって言ったのは「嘘」ってちゃんと言ったし・・。

おとうさんもお坊さんだもの、初めから徳久の「嘘」はちゃんとわかっていたってわけだ。そうだよなぁ、寺を継ぐのがイヤで出て行った息子が・・しかも15年もろくに口も聞いていなくて、親が病気だってわかったからって、「はいそうですか、坊主になります」なんて、言うほうがおかしいもんね。もう30過ぎてそれなり自分の生活しているわけだし、簡単な問題じゃないってお坊さんじゃなくてもわかる話だもん。

でもね、さすが坊さんいいこと言うなぁ〜って思った。

「うれしい嘘だ、オヤジのためについてくれた嘘だ。」
この言葉を聞いた時の徳久の顔が、ものすごく印象的だった。
ふりむいて、おとうさんの顔を見る徳久の顔が、親に自分のことを見透かされちゃったっていうのと、わかってくれていたんだ・・っていう一瞬子供の顔になっていた。

でも徳久のおかあさん、私は苦手だなぁ〜、こういうタイプ。
まだフィアンセの翔子にああいうものの言い方する?フツ〜するの?建前はいいから、本音はどうなの?だって・・。
でも、翔子も負けてないわね。意地が悪いですね!なんて言っちゃって。
この2人結構似たものどうしかも。

「あなたの人生より、徳久が大事?」

これはガ〜〜ンときたね、確かにそうかも・・。少なくても結婚しようって決める時は、相手のことが大事と思えないとやめたほうがいいかもね。結婚しちゃってからは、自分の人生のが大事でもいいと思うけどさ(笑)。

3週間休んでいる間、これもTVの前のみんなが思っていたように、同僚の前田にやられちゃいましたね。この前田も根は悪いやつじゃないと思うけど、頭にくるのは矢崎滋、こいつだ!!おまえが3週間休め!って命じたくせにねぇ〜、これには徳久も口をあんぐり・・。やっぱり矢崎滋、こういう役柄だったのね。(ー_ー)!!

それでまた徳久はお遍路に戻る気持ちになるってわけか・・・。
だけど、・・これからまた、よろしく〜よろしく〜、よろしく哀愁!!ってのは、なんなのよ。江口君に妙なオヤジギャク言わせてんの誰だ?まさか、江口君が率先して提案とかしちゃってないよね、ね、ねぇ?



そして、ベッキーと坂田のこともわかったわけだが・・・。
なんだかなぁ〜、翔子ってどうなの・・・。
仕事がら他人に興味を持つってことなんだろうけど、お遍路に来ているからには、それなりの思いがあるだろうって、みんな思うわけで・・。
そういう配慮ってものがないのがイタイなぁ。
嫌だなぁ〜、なんとなく。

「ねぇ、どうして?」「それで?」

相手があんまり話したがらないのに、聞き出そうとする。
そういうのが生理的に嫌いなので、私は苦手。
でも、翔子みたいな人がいるから、みんなの素性がわかったわけで、ドラマとしちゃ必要なんだろうけど、現実的にはちょっとそういうのはやめてもらいたいわ。


この3話で一番心にきたことといえば・・
東京に戻ってきて再会した徳久と寺島の会話。
子供のころは夢があった。こんな大人になるとは夢にも思わなかった。子供のころの自分がタイムマシンにのって会いにきたら、きっとがっかりしちゃう・。

たいていの大人はみんなそうだ。
こんなはずじゃなかった・・と思いながら、年をとっていく・・・。

なんかあまりにも的を射た会話が、自分の中にどば〜〜っと入ってきちゃって、なんともいえない気持ちになった。わびしさとかさびしさもあるけど、でも、それが大人ってもんで、それを感じられることが生きてきたっていうことで・・。自分だけがダメだったな・・って思うんだけど、みんなそうだよって言われると、どっかでほっとするっていうか。寺島が自分のやりきれない気持ちを、とつとつと話している時の徳久がいい。下手な相槌とか、見え透いたなぐさめとかしないで、黙って聞いている。口は閉じているけれど、表情でちゃんと聞いている。やっぱ徳久は坊さん向きかも・・(笑)。

で、進藤夫妻はこの後、どうなるのかしら・・。家に帰るの?もうでないの?気になるわ。

2話もよかったけど、この3話はもっとよかった。
江口君の1ショット1ショットの顔が・・表情が・・すごくいい。
江口君がカッコイイ〜とか、初めの頃はよく言っていたけど・・
なんか違う、もうそんなことじゃない。
いい顔する・・いい表情する・・だから、とても満足なドラマだ。


 最終話「結願」 10.8% 
 


徳久たち一行はいよいよ結願の地・讃岐に入る。仕事を投げうって人生を見つめなおそうと、再びお遍路にふみきった徳久だったが、恋人の翔子からは、逃げだと非難されてしまう。

一方隆彦は、若い頃のように手をつないで歩こうと提案するものの、靖子からはそういうことではないと拒絶されてしまう。そこで意地を捨て、本当の気持ちを靖子告白し、二度目のプロポーズをする。最後の八十八番・大窪寺で、坂田(原田芳雄)がずっとお遍路を続けてきた理由が明らかになる。そこに…お遍路姿の徳久の父と母が・・。



寺島さん・・・なんだかいじらしいっていうか、可愛いっていうか・・かわいそうっていうか(笑)。最初っからず〜〜と思っているんだけど、どっちかというと私は寺島さんに同情的なんだよね。もちろん奥さんの靖子の気持ちもわかるんだけど、40年近く毎日会社へ行き続けて妻子を養うっていうのも、それはそれで大変だと思うし。夫のダメな部分を帳消しにすることはできなくても、働き続けてきたってことに関しては、認めてあげてほしいなって思ってしまう。靖子もそのことに関しては感謝しているとは言っていたけどね。

一生懸命妻の機嫌をとろうとしている寺島さん・・いい人じゃない。(笑)
老後の田舎暮らしで妻の仕事まで探そうとしちゃって。でも、日本語教師ってそんな簡単にできるの??これには笑った。

だ〜か〜らぁ〜〜、そう言う問題じゃぁないんだってば!!
靖子の代わりに叫びそうになったよ。でも、トンチンカンな行動でも、自分のためにあれやこれや動いてくれたってだけで、私だったら心の氷も半分くらい溶けるってもんだけどね。

さすがに、30年何やってたんだろう・・・って男泣きする寺島さんには、ぐっときた。そして、それを見つめる徳久の目・・瞬きする目・・・う〜〜ん、いいねぇ〜〜。
忘れていたわけじゃないけど、やっと主役の徳久のお出まし。(笑)

徳久もさぁ〜かわいそうでさぁ〜。
会社で同僚に裏切られ、上司には陥れられ??、傷ついてお遍路に戻ってみれば、暖かくむかえてほしかった恋人の態度はつれない。
いいじゃないの、ちょっとくらい愚痴ったってさぁ〜。←徳久びいき

「逃げじゃなきゃいいけどぉ〜〜!!
徳久のいつものパターンだからさぁ〜〜イヤなことがあると逃げちゃうの!!」

くひぇ〜〜〜〜!!!
キツっ!!
徳久は奮起するタイプらしいからいいけどさ・。
いつものパターン〜っていう言い方って、かなり皮肉めいているよね。きっとケンカすると、ネチネチ遠まわしに激しく攻撃してくるタイプだろうなぁ〜。おおぉっ、コワッ!。


蜘蛛は網張る。私は私を肯定する。
これまた深いお言葉。この言葉をみんなで噛みしめたことだろう。

もうお遍路も残り少なくなって、なんとかしなくっちゃいけないわけで、団塊さんは勝負にでた。自分の失敗を認めて、なおかつ自分の気持ちをさらけ出した。

「おまえより好きになった女は、いないんだよ!!」

これって、1度目のプロポーズでも感激しちゃう言葉だけど、30年後の2度目のプロポーズになると、また別だね。考えたね〜やるじゃない!!いよっ!!団塊!!

違うな・・考えたんじゃないよね、きっと。考えて出てくる言葉じゃないもんね、心のなかではっきりと確信した言葉だったんだよね。どうよ、若者、これが生きてきた大人ってもんよ。結婚して30年後に、これを言われちゃあ、涙こぼしてうなづいちゃうな・・きっと。

で、気づいたんだけど、徳久と翔子ってなにげに、いっつも寺島夫婦の会話聞いちゃっているのよね。(笑)別に盗み聞きしているわけじゃないけど、その場をそっと離れようとしないところが、妙にツボだわ。

とにかくこれで熟年夫婦問題解決!!
残るは、徳久のみ・・。
やだねぇ〜、こういう状況、ホント置いてきぼり。わびしさ全開、落ちこぼれ感いっぱい・・。笑っちゃいけないけど笑っちゃう・・。
お風呂の誘いも断っちゃうし、おかげで入浴シーン、ボツかよ・・残念。
いじけちゃってる徳久もいいじゃん。
私と同じ灯り消さないと寝れないタイプってのもいいし・・←関係ない?

そんなこと思っていたら、翔子のやつ寝込みをおそってきやがった。(爆笑)
これは何??何??何??と3回くらい思っちゃったわよ。
徳久の夢なんだな・・と思っていた私。
未だによくわかんないんだが・・。
夢じゃなかった??
で、あれは・・?何?
いまだ結論がでていないんだが・・・まぁ、いいか。
翔子にふとんの中にもぐりこまれ・・いや、入りこまれ、キョドっている徳久の目にくぎづけ・・。笑うとこじゃないだろうが・・爆笑する。

「心の置き所教えて・・」

っていう翔子の問いかけと、徳久のふとんにもぐりこみ・・いや、入り込み、後ろから首に顔くっつけてすりすりする翔子の行動が反比例している感がするのは、私だけかしら。おまけに徳久が翔子のほうに身体を向き直したら、行っちゃうし。

「いったい・・な、・・なんなんだよぉ〜〜」←徳久の心の言葉を代わりに言ってみました。

素朴な疑問なんだけど、お遍路宿って夫婦とか恋人同士でも男と女は別部屋なんですかねぇ〜〜。一緒だと、心の修行になんないのかな。夜になってカラダで解決しちゃって、まぁいっか・・ってことになりかねないしね。


そしてなんと徳久の心のくもりが晴れたのが、携帯電話ってわけですね。
進藤夫妻の息子さんからの留守電。
消えろ・・から、待っているに変化したのは、さすがにナンだが・・まぁ、それで徳久が気を取り直してやる気になってくれたんだからいいわ。

徳久はいったい、どういう結論を見つけるのだろうと・・。
それが「翔子のことを自分のことより大事に思えるやつになりたい!」
ふぅ〜〜ん・・。
今まで徳久や翔子が言っていたことと、どう変わりがあるのかイマイチ、よく理解できなかったんだが・・・。
それで、翔子が涙流して大感激しているから・・いいんじゃない。(笑)
プロポーズもOKだし・・いいんじゃない。
なんかあんまりよくわかんなかったけど・・(*^_^*)・・いいんじゃない。(笑)ということにしておこう。

それはおいといて、このシーン。
風に吹かれて真ん中近くの分け目から、前髪がふわふわ浮いて、おでこがちらちら見える。太陽に照らされ汗をおびた顔・・。私の好きな江口洋介のいい顔だ。
そして翔子を抱きしめ、目にきゅっと力が入るあの顔・・。久しぶり・・私の・・いや、たぶん私たちをノックアウトするあの江口洋介の顔だ。(爆笑)
この顔を待っていたのだよ〜〜〜ん。


しかし、おとっつあん・・本当に病気なの?
まだ信じていないんだが・・。(笑)
しかし、本当にあと半年なのね。たぶん。ドラマの様子では。
お遍路姿も生き生きとして、血色もよく・・う〜〜ん、・・・・・。最初から最後まで元気そうにしか見えないおとっつあんであった。

「生きてくことがお遍路じゃ。」

「うん、わかるよ。よ〜〜〜く、わかるよ。」

この会話が一番心にしみた。
歩くお遍路は終ったけど、生きていくお遍路は永遠に続く・・。それがお遍路。
徳久の「よ〜〜〜く、わかるよ。」
って目をうるうるさせて言うことに感動した。


最後の記念写真で、これからさき、迷ったら・・あんた、どうする?って坂田さんの問いかけに笑って答える徳久

「歩きます!!!」

うそつけ〜〜、もういいってインタビュー答えてたじゃん(爆笑)。